施工事例

地震に強い耐震リフォーム!大谷石塀を解体撤去|世田谷区

こちら事例の詳細
住宅の種類
戸建住宅
施工先住所
東京都世田谷区
工事内容
塀の立て替えリフォーム
費用感
230万
工事期間
14日

リフォーム前:大谷石塀

■主な工事
大谷石塀解体撤去後新規塀造作
門扉は既設のものを再使用
犬走り透水性舗装工事

お客さまのリフォームのこだわり・ご要望

・大谷石の塀がかなり劣化してきたので地震に強い塀に変えたい
・新しい塀は汚れにくくて手入れのしやすい素材にしたい
・塀の内部の犬走りの水はけをよくしたい
・既存のもので使えるものは再使用したい~門扉・郵便受け・表札など

リフォームプラン:新規塀立面図

大谷石塀は解体して、新しくタイル仕上げの塀を造りますが、お客さまのご要望にもあるように、門扉、郵便受け、表札は再使用します。
塀の基礎は型枠ブロック(W398×H190×t150)で組みます。

地震などの振動によるひびや割れを防止するため、中間2ヶ所に目地自体が伸縮する亀裂誘発目地を入れます。

亀裂誘発目地部 平面詳細図

下地の型枠ブロックが動いても、この部分で揺れを吸収します。

亀裂誘発目地は、道路側、天端、建物側の全周に入れなければ意味がありません。

タイルのひび割れ防止のために、このひと手間がとても大切です。

塀の天端 断面詳細図

塀の天端部分の断面詳細図です。
天端は建物側に勾配をつけてあるので、雨は内側に垂れるためタイルの汚れを防止します。

塀の天端にコンクリート劣化防止撥水材を塗布して、モルタル内部から汚れた水が流れ出ないようにします。

リフォーム後:タイル塀

以前の大谷石の塀は背丈は高いため内部の様子が見えないので、逆に防犯上良くありませんでした。
新しい塀の高さは、背伸びすれば内部の様子を覗くことが出来る高さにして、防犯上安全を考慮してあります。

亀裂誘発目地です。

亀裂誘発目地部分が振動による左右上下の揺れを吸収するため、タイルや目地のひび割れを防止します。

目地を最小限に抑えるためW600×H400のタイルを使用しています。

今回のように間口のある塀に使うタイルは、大きいタイプのものが素敵な仕上がりになります。

敷地内の土間には透水性無機環境舗装材を使用したので、水溜りができる心配はありません。

塀の敷地内側の仕上げは、タイルを張らずにコンクリートブロックのままにしてリフォーム費用を抑えました。

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