施工事例

長年願望のリフォーム リビングの天井を高くして開放的に! M邸|杉並区

house-reform-0948
こちら事例の詳細
住宅の種類
戸建住宅
施工先住所
東京都杉並区
工事内容
戸建住宅のリビングの天井を高くするリフォーム
費用感
120万
工事期間
11日

     リフォーム前:建物外観

■主な工事
リビング天井上げ
リビングクロス貼替
アクセントクロス貼り
ライティングレール設置
スポットライト設置
スポットライト調光スイッチ設置
シーリングファン設置
天井断熱工事
天井裏換気扇設置

リフォーム工事概要

通常の切妻屋根(キリヅマヤネ)の戸建住宅です。
リビングは2階にあり、ちょうど切妻屋根の棟の真下にリビングは位置しています。
前々からのご主人の念願、「リビングの天井を高くして開放的にしたい」というリフォーム工事です。

      リフォーム前:平面図

リビングの天井には1本梁が走っています。

お客さまのリフォームのこだわり・ご要望

・断熱効率を考えつつ、できるだけリビングの天井を高くしたい
・壁の一部にアクセントクロスを使いたい
・リフォーム後に露出する梁は木目のクロスを使いたい
・ライティングレールとスポットライトを設置して調光できるようにしたい
・冷暖房効果を補助するためにシーリングファンを設置したい

     リフォームプラン:平面図          リフォーム前:天井裏

グレー部分の天井を高くします。

天井裏の事前調査で、天井を高くすることで、新たに梁が2本露出することが分かっています。

その2本の梁を避けて、部屋の中心になるようにシーリングファンを設置します。

天井裏ですが、しっかり屋根の形が確認できると思います。
断熱材はごく一般的な方法のもので、天井の上にグラスウール(断熱材)を敷き詰めてあります。

屋根とリビング天井の間は空気層になっていますが、この空気層が断熱のためには欠かせないものです。
切妻屋根の形なりに天井を組んだら、それはもう夏は蒸し暑く、冬はとても寒い住宅になってしまいます。

     リフォームプラン:展開図

屋根の棟と平行に天井を高くします。
天井を上げる幅は約2m50cmです。

断熱効果を考えた場合、極力屋根の勾配と接する面積を少なくして、できるだけ天井を高くする範囲を広くしようとした結果がこのプランです。

     施工写真:天井解体工事

リビングの天井を解体したところですが、なにも断熱処理されていない屋根の下地がむき出しになっています。

      施工写真:断熱材施工

ここがとても重要なポイントで、屋根の形に合わせて隙間なく断熱材を敷き詰めます。

断熱材の繋ぎ目は、専用テープで隙間を覆ってあります。

リビングの天井を高くして開放的に! リフォーム後

2ヶ所にライティングレールを設置して、スポットライトがリビングの天井照明です。
ともに壁のスイッチで調光できるようになっています。

素敵なアクセントクロスですね。

巾木は既存品ですが、巾木とのコンビネーションもよく調和しています。

いかがでしょうか?

天井が70cm高くなると、全く別の空間になります。

天井が高くなり部屋の容積が広くなる分、冷暖房効率が下がります。
また、今回リフォームのように天井仕上げ材を撤去して天井を高くした場合、外気温の影響を受けやすくなります。
上記のことを十分踏まえたうえで設計・施工を行いますが、皆さまにはメリット・デメリットを考慮してリフォームを検討されることをお薦めします。

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