施工事例
水回りは機能とデザインを充実/オシャレな内装/内窓設置して断熱 Y邸|杉並区
- 住宅の種類
- マンション
- 施工先住所
- 東京都杉並区
- 工事内容
- キッチン、トイレ、お風呂、洗面室などマンションリフォーム
- 費用感
- 600万
- 工事期間
- 35日
リフォーム前:キッチン
■主な工事
キッチン交換工事
ユニットバス交換
洗面台交換
トイレ 便器・手洗カウンター交換
フローリング貼替
床シート貼替
クロス貼替
窓枠ダイノックシート貼り
エコカラット貼り
リフォーム工事概要
マンション販売用不動産図面
きれいなスクエアの形のとても広い3KDKのマンションです。
杉並区荻窪のマンションを購入して、大田区からお引越しされるとのことで、杉並区の評価が上がっているのでしょうか。
アイネックスは杉並区を拠点としているので、非常に喜ばしく嬉しいことです。
水回り住宅設備の交換、床フローリング貼替、全室内窓設置、エコカラットのデコレーション貼りなど、ご入居前に完成させたいというご依頼です。
オシャレな内装とのご要望があり、通常そのような場合はじっくり時間を掛けて内装材を決定していくものですが、ご主人が並べたサンプルの中から1点を選び出すスピードは圧巻でした。
お客さまのリフォームのこだわり・ご要望
・水回り住宅設備はデザインは重要だが、機能の充実があってこそのデザイン性を重視
・既存のフローリングが暗いので明るくて、清潔感がある色に貼り替えたい
・リビングダイニングと3つの洋室の窓に内窓を設置して断熱性を高めたい
・デコレーション的にエコカラットを使用してオシャレな居住空間を演出したい
お客さまのリフォームのこだわりに「内窓を設置して断熱性を高めたい」とありますが、■主な工事には内窓の文言がなく、「窓枠ダイノックシート貼り」との記述があります。
実は令和3年4月から「杉並区低炭素化推進機器等導入助成金」というエコ住宅促進助成制度が始まります。
この助成金は、エネルギーの使用効率を高めるとともに、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を減らすことで、持続可能な社会の実現に寄与すること等を目的としています。
国連が掲げたSDGsに寄与する助成制度です。
そのため内窓の設置は第2期リフォーム工事として行います。
内窓を設置するにあたり窓枠の奥行が足りない箇所があるため、第1期リフォーム工事で付枠取付工事を行っておきます。
その付枠には白木系の材料を使うので、既存の窓枠ごとダイノックシートを貼り込みます。
リフォーム前:台所・キッチン
リフォーム前のキッチンと位置やサイズは一切変えません。
ガスコンロは前の住人の方が交換したばかりということで、ほぼ新品なので再使用します。
リフォーム後:台所・キッチン
白と深いブルーのコンストラクトがとても素敵なキッチンになりました。
レンジフードもシャープな形になって、非常にスタイリッシュなフォルムです。
グースネックの水栓は、手をかざせば吐水するハンズフリー水栓です。
天井照明はダウンライトに変えましたが、鏡面扉の吊戸棚にきれいに映り込んでいます。
床も白い大理石柄のシートに貼り替えて、とても明るくて清潔感のある台所にリフォームされました。
シンクは人工大理石でカウンターと一体型で継ぎ目がないため、汚れが簡単に拭き取れるので、お手入れがとても楽です。
ハンズフリー水栓と左にもう一つ水栓が設置されていますが、この水栓にも操作レバーがありません。
これもタッチレスで吐水が始まる、ハンズフリーの浄水器です。
深いブルーに流れる白と水色のラインが本当に素敵なキッチン扉です。
この扉は画像ではなく、実物のほうが断然素敵です。
ガスコンロは新品同様なので、まったく違和感なく鎮座しています。
グースネックのハンズフリー水栓が2つ並んでいるのは、贅沢でもありオシャレですね。
トイレのリフォーム
リフォーム前:トイレ・手洗カウンター
リフォーム前のトイレはタンクレス便器に人工大理石の手洗カウンター、当時としては気が利いたデザインの設備機器を使っています。
リフォーム後:トイレ
トイレも白を基調として、ウォールナットとのコンビネーションです。
手洗カウンターは、手洗器一体型人工大理石カウンターです。
キッチンシンクと同様、手洗ボウルとカウンターがシームレスなのでお掃除がとても簡単です。
トイレットペーパーホルダーは手洗カウンターに収納したので、壁に出っ張らずスッキリしました。
白とウォールナットの組合せがとても素敵なトイレになりました。
浴室・洗面室のリフォーム
リフォーム前:浴室・洗面室
リフォーム前の浴室ユニットバスは1620サイズのビッグサイズ、洗面台は埋込式メディシンボックス付き人工大理石カウンターと充実してます。
リフォーム後:浴室
ユニットバスのアクセントパネルもウォールナット柄で統一性が感じられます。
ウォールナットと白系の組合せ、私も大好きなコンビネーションです。
1620サイズ(ユニットバス内有効寸法~短辺:160cm 長辺:200cm)のユニットバスは広くてとてもゆったりしています。
羨望のバスタイムですね。
リフォーム後:洗面台
洗面台はアクセントカラーではなく、洗面台そのものがウォールナット柄です。
LIXILの洗面台の中でも最高級のルミナスシリーズです。
やはりボウル一体型人工大理石カウンターで、すべての水回り設備に求める重要な機能は「掃除のしやすさ」です。
そして水栓は洗面台もハンズフリーのタッチレス水栓です。
ミラーキャビネットは3面鏡ではなく4面鏡です。
ツマミやハンドルを付けない手掛け式取手なので、とてもスッキリしたシルエットです。
洗面ボウルも大きくて使いやすそうです。
洗面カウンターと床のシートは大理石調でよく調和しています。
ミラーキャビネットの上にあるのはLEDフェイスライトです。
リフォーム前:浴室入口段差
リフォーム前は浴室の入口に15cmの段差がありました。
リフォーム後:浴室・洗面室
マンションの構造的に床の段差をバリアフリーにすることはできませんでしたが、ドアの下枠の厚み分2.5cmの段差にまで低くなりました。
これなら段差は気になりませんね。
リフォーム前:フローリング
リフォーム前は、少し赤みがかかっているフローリングでした。
リフォーム後:フローリング
フローリングと巾木をホワイトアッシュ柄に貼り替えて、こんなに明るくて清潔感があふれる雰囲気にイメージチェンジされました。
部屋も広くなったように感じます。
建具(開き戸)は健康状態がすこぶる良好だったので、そのまま再使用していますが、リフォーム後はアクセント的な存在に変わったため、逆にしまりが出て素敵な雰囲気になりました。
廊下フローリング Before&After
フローリングと巾木を貼り替えると、こんなにイメージが変わるものです。
明るくて広々しています。
リビング Before&After
リビングもこの通り、とても明るくなりました。
リフォーム前:リビング
リフォーム前のリビングです。
前の住人のかたの好みも良く、いい感じのリビングだと思います。
リフォーム後:リビング
アクセントクロスではなく、エコカラットでアクセントをつけました。
ライティングもスポットライトを設置して、とてもオシャレな居住空間になりました。
エコカラットはタイルなので、壁に立体感を醸し出します。
平坦な無機質な壁がデコラティブなイメージに生まれ変わります。
リフォーム後:玄関廊下
玄関廊下にはリビングのエコカラットよりも凹凸が大きいタイプを使いました。
玄関を入ると、オシャレな廊下が目に飛び込んできます。