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キッチンリフォーム キッチンのワークトップの種類 その2

今回はキッチンのワークトップ、セラミック/人工大理石/ステンレスについてです。
販売台数順は人工大理石→ステンレス→セラミック、価格の高い順はセラミック→人工大理石→ステンレスとなっています。

キッチンワークトップ:セラミック(杉並区I邸)

広義のセラミックはガラスやセメントなど窯業製品の総称ですが、キッチンのワークトップで使う場合は狭義のセラミック、陶磁器、つまり焼きものと考えてください。
セラミックトップは焼きものならではの、繊細で味わい深い表情が魅力です。

セラミックワークトップの特徴

    耐熱性         耐久性         防汚性

耐熱性
高温のフライパンや鍋を直接置いても、変色や変形がありません。

耐久性
表面硬度が高く、金属などでこすってもキズが付きにくい素材です。

防汚性
調味料や薬品などが染みこみにくいので、軽く拭くだけでお手入れが簡単です。

キッチンワークトップ:人工大理石(杉並区M邸)

耐久性もあり、天然石と違い樹脂製のため軟からさもありますので食器も扱いやすいです。
それに色や柄も豊富なので、キッチンを明るく演出してくれます。

人工大理石には、アクリル系とポリエステル系があります。
ポリエステル系に比べてアクリル系は、汚れ落ちが良い、加工しやすい、耐候性・耐衝撃性に優れているというメリットがあります。 
その分、価格はアクリル系の方が高級品とされています。

人工大理石の天板には光沢のあるものと光沢のないマットタイプがありますが、傷や汚れが取れないときは、マットタイプの方はコンパウンド系の洗剤で擦ったり、目の細かいサンドペーパーをかければ復元できますので、マットタイプの方がメンテナンス性には優れてます。

キッチンワークトップ:ステンレス(杉並区Y邸)

見た目こそ冷たい感じがしますが、コスパから考えると、キッチンのワークトップに一番適しているのはステンレスだと思います。
高度経済成長期に大量生産されたステンレスワークトップには、どこか古めかしいイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、ステンレスは機能性、耐久性に大変優れています。

人工大理石ワークトップの上に熱いフライパンや鍋を置くときは、変色やクラックの原因になるので鍋敷きなどを使うのが基本ですが、ステンレス天板は直接置けるので作業を止めることがありません。

ワークトップに使用するステンレスの種類

エンボス仕上げ

エンボスは規則性のある凹凸で表面処理されているため、傷が目立ちにくくなっています。

キッチンメーカーにラインナップされているステンレスワークトップはエンボスです。

鏡面仕上げ

細かい粒度の研磨材(やすり)で研磨し、さらに鏡面用バフで仕上げることで、反射率が高い鏡面のような仕上げになります。 細かいキズでも目立ちやすいので、キッチンのワークトップにはあまりお勧めできません。

ヘアライン仕上げ

研磨ベルトを使い、わざと表面に細長い筋状の研磨目を付ける方法です。

一方向にラインが入った仕上がりが特徴で、すじ目によるツヤ消しが高級感を感じさせます。

バイブレーション仕上げ

多軸水平研磨を用いた無方向性のヘアライン研磨仕上げです。 バイブレーション仕上げもすじ状の磨き目が入りますが、方向がランダムなことが特徴です。 やや光沢を抑え、落ち着いた雰囲気になります。

冒頭で価格の高い順はセラミック→人工大理石→ステンレスとしましたが、ステンレスのヘアライン仕上げやバイブレーション仕上げにおきましてはその限りではなく、セラミックトップと変わらないケースも多々あります。

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