少し前に竣工した案件のリフォーム前の玄関ホール／シュークロークの平面図です。

結構広い玄関ホールで、入って正面にシュークロークがあります。

シュークロークの位置はこのままで、シュークロークに土足でも入れるようにしたいというご要望がありました。

採用されたプランです。

玄関ホールの土間（三和土）をシュークロークまで延ばして、土足のままでも室内側からでも２wayでアプローチできるようにしました。

シュークロークがカビ臭くならないように、換気扇を設置するのは必須工事です。

リフォーム前のシュークロークの棚はコの字型のため、棚の高さを変えるのは大変な作業なので、結局棚板は最初にセットしたままとのことです。

左図は最初に提案させていただいた、ボツになったリフォームプランです。

個人的にはこっちのプランの方が気に入っています。

シュークロークとは別に玄関ホールに下駄箱を設置するプランで、下駄箱はフローリングから30cmほど浮かして設置、高さは腰高にして圧迫感が出ないようにします。

日常使いの靴やサンダルは下駄箱に、お出掛け用や大切な靴はシュークロークに保管するという考え方です。