施工事例

身長に合わせて使いやすいキッチンにリフォーム       天板:天然御影石ボルガーブルー 品川区

こちら事例の詳細
住宅の種類
マンション
施工先住所
東京都品川区
費用感
450万
工事期間
20日

リフォーム前キッチン

■主な工事
キッチン交換
キッチン天板:天然御影石ボルガーブルー
洗面脱衣室入口:開き戸を引き戸に変更
寝室クローゼット改造

リフォーム工事概要

料理好きなお客さま(男性)は身長が180cmもあるので、いまのキッチンの高さは85cmで非常に使いづらいとのことです。
新築分譲時に購入したマンションで、まだ1年足らずしか経ってないのですが、使いやすいキッチンにリフォームすることになりました。

左の画像は入居後すぐに設置したという、キッチンと同じ扉を使った造作家具の食器棚です。
食器棚の天板は天然御影石のボルガーブルーを使っていますが、実家でも使っていて思い入れがあるそうです。
今回食器棚はこのまま使って、理想の高さという95cmのキッチンにリフォームしますが、食器棚はキッチンに合わせて造ってあるので、新しいキッチンは食器棚の扉に合わせます。
すなわち、キッチンの扉はいまと同じ色にするということです。
キッチンメーカーが用意しているキッチンの高さは、80cm、85cm、90cmの3タイプなので、オーダー(造作家具)で高さ95cmのキッチンを設置します。

黒い機械はディスポーザーです。
このマンションには排水処理装置があり、分譲の時点で全世帯にディスポーザーがセットされています。

お客さまのリフォームのこだわり

・身長に合わせた、使いやすいキッチンの高さ(95cm)にして、天板の奥行を広くしたい
・キッチンの天板は天然御影石・ボルガーブルーにしたい
・現状も吊戸棚がないので開放的だが、より開放的なキッチンにしたい
・最新機能を搭載した食器洗い乾燥機、ガスコンロ、ディスポーザー、ハンズフリー水栓を組み込みたい

リフォームプラン

基本的にキッチンのサイズは現状のものに合わせます。
同じサイズにする理由は、フローリングへの影響を防ぐためです。
キッチン天板の奥行は90cmで、天然御影石のボルガーブルーで製作します。
天板の長さは249cmですが、ボルガーブルーの原板が180cmのため、2分割で納品して現場でつなぎます。
キッチン天板に天然石を使用する場合、シンクはオーバー型にするか、アンダー型にするか選択することになります。
お客さまはアンダー型にされましたが、デザイン性や掃除を考えると、私もアンダーシンクの方を選びます。
今回はステンレスシンクを使用しますが、予め工場で御影石天板の下に取り付けて出荷します。

キッチンの高さはご要望通り、95cmです。
リフォーム前よりもっと開放的にというご要望なので、コンロ前の壁は撤去して透明強化ガラスを立てます。
現状のキッチンの右側は壁になっていますが、ここはクロスではなく御影石にしたいとのことです。
またお客さまのご要望により、食器洗い乾燥機の上の扉に2口コンセントを設置します。

左の図面はシンク部(a-a’)、右はコンロ部(b-b’)の断面図です。
台所よりダイニングの方が約20cm天井が高くなっています。
レンジフードの背中には壁がないので、キッチンを施工する前に天井裏の下地補強をして、アンカーを出しておき、レンジフードをアンカーで吊り込みます。
コンロ部の強化ガラスは、御影石天板とレンジフードに専用金物を使って固定します。
とりわけガラスは立てなくても構いませんが、ガラスがあることで集煙効果が出るので、リビングやダイニングの臭いが気になる方にはおすすめです。

左の画像は使用するオイルスマッシャー機能を搭載したレンジフードで、高さを60cm~76cmに調整できます。
このマンションは24時間換気システムになっていて、レンジフードのスイッチを入れると連動して、外壁面に設置してある給気ガラリのシャッターが開きます。
通常のレンジフードには24時間換気システムとの連動機能がついてないので、メーカーにオーダーして機能を付加しておく必要があります。

(右画像)オイルスマッシャー機能とは、高速で回転するディスクがレンジフード内部への油の侵入を約90%ブロックします。
遠心力で飛ばした油はオイルガードに集められます。
レンジフード内部の面倒なお掃除から解放してくれる、うれしいレンジフードです。

リフォーム後キッチン 優雅なデザイン、機能も充実したオーダーキッチン

天板と側板の天然御影石・ボルガーブルーがまるで一体のように見えます。
リフォーム前のキッチンパネルは光沢がありましたが、マット調のシルバーに貼り替えました。
いっさい壁がないので、より開放的になりました。

天然御影石ボルガーブルーのダイニングテーブルと並んで、なんともゴージャスな光景です。

キッチン最新機能~レンジフード、ディスポーザー、ハンズフリー水栓

キッチンコンセントがある扉から下が食器洗い乾燥機です。
操作パネルがないので、キャビネットのように食器洗い乾燥機の存在を消して、キッチンがデザインされたファニチューのようです。
システムキッチンのビルトイン機器の完成スタイルと言っていいでしょう。

ディープタイプ/ドアフル面材型の食器洗い乾燥機(パナソニック)です。
業界初の液体洗剤を自動投入するタイプです。 *画像は液体洗剤投入口を開いた状態
食器洗い乾燥機を開くと操作パネルが現れます。
前面に食器量や汚れ量に応じて、最適な洗剤量を自動投入する、また一歩進んだ食器洗い乾燥機です。

オイルスマッシャー機能 を搭載したレンジフード(富士工業)です。
リビングに溶け込む、とてもスタイリッシュなデザインのレンジフードです。

透明ガラスなので、デザインの邪魔をしません。

レンジフード連動タイプのガスコンロ(リンナイ)です。
バーナーを点火すると連動してレンジフードが作動して、レンジフードと連動している24時間換気システムの給気ガラリのシャッターが開きます。

見るからにアンダーシンクは掃除がしやすく、デザインも素敵です。
アンダー型シンクにして良かったです。
シンクキャビネットの前板部分は、包丁収納用のドアポケットになっています。
いろんな包丁差しを体験してきましたが、この位置、この方法が一番使いやすいと思います。

吐水口に内蔵されたセンサーが手や物を感知して、吐水と止水を自動で行うハンズフリー水栓(LIXIL)です。
かざしている間だけ吐水するので、作業中にこまめにレバー操作をしなくても、無理なく節水・節約できます。
生ごみの種類や量によって最適な運転時間を自動で行ってくれる自動洗浄機能がついたディスポーザー(フロム工業)です。
使用後にジェット洗浄で粉砕室内に付着しているゴミを取り、水を勢いよく水を流すことで配管の詰まりも防ぐという優れたディスポーザーです。

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