「こどもエコすまい支援事業」とは、既設住宅の省エネを伴うリフォームに対して、補助金を利用することができる国土交通省の制度です。

本年度（2023年）は、予算に対する補助金申請額が100%になったので申請の受付は終了しましたが、こどもエコすまい支援事業の後継事業の後継事業として、すでに住宅省エネ2024キャンペーン「質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援（仮称）」の案内が事務局から送られてきました。

こどもエコすまい支援事業の補助金がどれほどお得か、先日終了した浴室のリフォームを例に見ていただきます。

浴室リフォーム ユニットバス交換工事　杉並区Ｈ邸

画像にもあるように、浴室暖房乾燥機の設置21,000円、内窓（小）の設置20,000円、手すりの設置5,000円、高断熱浴槽の設置27,000円、浴室入口床段差の解消6,000円、節湯水栓の設置5,000円でトータル84,000円もお得になりました。

こどもエコすまい支援事業は申請すれば必ず補助金をもらえるというのではなく、前述した通り、予算に達した時点で終了で、下限50,000ポイント（50,000円）以上という条件があります。

どのような工事がこどもエコすまい支援事業に該当するのか、ご紹介しておきます。

■開口部の断熱改修：ガラス交換(既存窓を利用して、複層ガラス等に交換)、内窓設置、

　外窓交換、玄関ドア交換

■外壁、屋根・天井又は床の断熱改修：外壁、屋根・天井または床（基礎断熱）​の部位ごとに、

　一定の使用量以上の断熱材(省エネ基準レベル、ZEHレベル)を利用する断熱改修

■エコ住宅設備の設置：太陽熱利用システム、節水型トイレ、高効率給湯器、蓄電池

■子育て対応改修：ビルトイン食器洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応

　コンロ、宅配ボックス、浴室乾燥機　　　

■防災性向上改修：窓ガラスの交換～屋根瓦の破片相当以上の飛来物の衝突に対して安全性を

　有すること

■バリアフリー改修：手すりの設、段差解消、廊下幅等の拡張、衝撃緩和畳の設置

■空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

■リフォーム瑕疵保険等への加入

アイネックスでリフォームして、補助金が300,000円以上になったお客さまもたくさんいます。

こどもエコすまい支援事業のスケジュールに合わせてリフォーム工事を行うのもありですよね。