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コンクリートの劣化を防ぎ、いつまでも美しい建物にリフォーム その３
コンクリート表面保護工～コンクリート建造物の耐久性向上や美観・景観の確保
２回にわたって「なぜ雨、雪が降るとコンクリートやモルタルが汚れるのか？」、「なぜコンクリート内部に雨が浸入するとコンクリートは劣化するのか？」など問題を提起してきましたが、それではどのようにして諸々の問題を解決すればいいのでしょうか？
単純に考えて、コンクリート建造物やモルタルに雨や雪が侵入、または付着しないように弾き返してしまえばいいのです。
新設及び既設コンクリート建造物の耐久性向上や美観・景観の確保等を目的とする工事のこと表面保護工といいます。
表面保護工には、表面含浸材によりコンクリート表層部を改質する「表面含浸工」と表面塗膜材でコンクリート表面を塗膜コーティングする「表面被覆工」があります。
コンクリートの表面だけを有機材でコーティングする表面被覆工に対して、アイネックスのコンクリート劣化防止遮水材「ＭＣファイン」は無機材による表面含浸工であり、「ＭＣファイン」をコンクリート表面に塗布すると、コンクリートの内部に含浸し、コンクリートの表層深部に遮水層を形成します。
「ＭＣファイン」は無機遮水材で、無機材の定義は「その姿・形が変化・変質することがなく、最終的に消えてなくならない」ことを意味し、これに対して樹脂などの有機材は「その姿・形が変化・変質して、最終的に消えてなくなる」ものです。
コーティングされた有機材による塗膜は最終的に消えてなくなりますが、無機材の「ＭＣファイン」はコンクリート内部に姿を変えず残り続けます。
「ＭＣファイン」はコンクリート内部に含浸し、表層面に遮水性の高緻密な被膜を作ります。
この遮水性被膜によって雨水の浸入を止め、汚れや水アカ、カビなどを防ぎ、劣化を制御して美観を維持します。
無機材である「ＭＣファイン」により改質されたコンクリートは、従来品の有機材による表面被覆工（塗膜コーティング）と比較してこんなに優れています。
コンクリート劣化防止遮水材「ＭＣファイン」は無色透明の含浸工法だから外観を損ないません
コンクリート劣化防止遮水材「ＭＣファイン」は無色透明です。
打ち放し住宅などに使用されるコンクリートは、その素材の美しい仕上げが特徴です。
無色透明だからコンクリートの素材をそのままのテクスチャーで維持します。
コンクリート劣化防止遮水材「ＭＣファイン」は含浸工法だからコンクリートの寿命を大幅に延ばします
コンクリート劣化防止遮水材「ＭＣファイン」の主成分であるナトリウム、カリウム成分がコンクリート内部のアルカリイオン物質と結合し、細孔空隙を塞いでいき、コンクリートが緻密化し強度を増します。
コンクリートの中性化を防ぐので、寿命が大幅に延びます。
また塩害、凍害抑制にも絶大な効果があります。
コンクリート劣化防止遮水材「ＭＣファイン」は表面被覆工（塗膜コーティング）のような被膜形成による保護工法ではないため、メンテナンス時はMCファインを再度塗布するだけで効果を再持続させます。
メンテナンスサイクルの目安は１０～１５年です。
コンクリート劣化防止遮水材「ＭＣファイン」は含浸工法だからエコにも貢献します
コンクリート劣化防止遮水材「ＭＣファイン」は水系材料で環境に負荷がかかりません。
特にメンテナンス時には表面被覆工（塗膜コーティング）のように既存の塗膜を剥がして処分することがありませんので産業廃棄物の発生はありません。
コンクリート劣化防止遮水材 「ＭＣファイン」遮水性能試験
「ＭＣファイン」の驚異的な撥水性能を是非ご自分の目でご確認ください！
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