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コンクリートの劣化を防ぎ、いつまでも美しい建物にリフォーム その1
なぜ雨、雪が降るとコンクリートやモルタルが汚れるのか?
コンクリート建造物のエフロ(白華現象)の発生と表層の汚れ
打放しコンクリートやタイルの表面に、吹き出てきたような白い汚れが見られることがありますが、この現象をエフロ(白華現象)と言います。
ときには竣工したばかりのコンクリート構造物にも発生し、クレームの原因にもなります。
あまり知られていませんが、2006年にオープンした商業施設「表参道ヒルズ」も竣工直後のエフロが問題になりました。
エフロ(白華)はコンクリートやモルタルの中の水酸化カルシウムが、侵入した雨などに溶けて、タイルの目地やコンクリートのクラックからにじみ出し、空気中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムになったものです。
このようなエフロも雨の侵入が原因で発生します。コンクリートやモルタル内部に雨が浸入しなければ、エフロが起こることもありません。
また、エフロ以外のコンクリート表面の汚れも同じ原理で発生します。
雨が降りコンクリートに浸入した雨は、天気が回復し外部の気温の変化により生じたコンクリート内部の圧力で外部に押し出されます。
このとき雨水はコンクリート内の余剰の金属イオンと結合して押し出されます。
この金属イオンは、建物に付着すると剥がしにくいという性質を持っているため、少々の雨や風では流れ落ちたり飛散したりしません。
このような原理で雨がコンクリート内部に侵入すると、コンクリートの表面が汚れます。
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