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キッチンのリフォーム 見た目も作業動線もいい理想のゴミ箱置き場 

左は数年前の画像ですが、今はこのようにシンクキャビネットに扉がなく、直接床にゴミ箱が置けるようなキャビネットが、キッチンメーカーのラインナップからなくなっています。

シンクでの作業中に真下にゴミ箱があればゴミ捨ての動線もスムーズですし、床に水が垂れることもないので、キッチンの理想のゴミ箱置き場だと思います。

現在はダイニングに向かってキッチンを設置する対面キッチンが主流になっているため、シンク下にゴミ箱を置いてもゲストからは見えないので、デザイン的にも問題はありません。

台所の作業は毎日のことですので、何と言っても「使いやすさ」、「効率のいい動線」が一番です。

こんな感じでシンクキャビネットの引出にゴミ箱を入れる手もありますが、無理やり感は否めないうえ、引出を開けてゴミ箱のフタを開けるではツークッションのため動線も悪く、なおかつこの方法は掃除が面倒くさいと思います。

それではよそのお宅は、ゴミ箱をどこに置いているのでしょうか?

上述したように、キッチンメーカーには扉なしのシンクキャビネットがラインナップ化されてないため、こんな感じで食器棚側にゴミ箱置き場を設定しているご家庭が多いです。

これではシンクとゴミ箱が離れているので、動線が悪くて使いやすいとは言えませんね。

10年ほど前にアイネックスでリフォームさせていただいた案件です。

シンクの下にはゴミ箱、コンロの下にはワゴンを置きたいとのご要望で、造作家具でキッチンを設置しました。

造作家具ならこんなことはいとも簡単にできるのですが、リフォーム費用のことを考えるとそうもいきませんよね。

それではリフォーム費用をかけずに、ゴミ箱置き場をシンク下にするには、どうすればいいのでしょうか?

これはキッチンメーカーが業者向けに出している資料集の中の、奥行45cm用ベースキャビネットの幅90cm欄の抜粋です。

奥行45cm用は食器棚(キッチン背面収納)に使用するキャビネットで、この中のマルチスペース用を使います。

マルチスペース用としてありますが、ゴミ箱置き場用に設定されているキャビネットです。

キッチンの奥行は65cmなのに45cm用でいいのかと思うでしょうが、それが大丈夫なのです。

奥行45cm用のマルチスペースキャビネットをシンクキャビネットに代用した施工事例です。

シンクの排水金物が見えているので、シンク下だということが分かると思います。

いかがでしょうか。

こうすればキッチンのゴミ箱置き場を理想のシンク下に設定できます。

しかしこの方法はキッチンメーカーとのやり取りが面倒なうえ、施工にひと手間が必要になるため、アイネックス以外のリフォーム店では十中八九お断りされると思います。

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