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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

中古住宅リノベーションin杉並区 コンクリートはセメントと砂利に水を加えた水和反応物

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、リフォーム現場の進捗状況の続きです。

前回の最後に、「建売住宅に付加価値を付けるために地下室を造った」ことがポイントと書きました。
ポイントとではなく、問題点とした方が適切かもしれません。
最初にお断りしておきますが、決して建売住宅を否定しているのではありません。
企業努力により建築コストを抑え、リーズナブルな価格で、耐久性の高い建売住宅を販売している優良企業もたくさんあります。
そのような優良企業はサービス体制も整備されていて、長期間に渡り事業を継続しています。
しかし今回のリフォーム現場は約20年ほど前に建てられた建売住宅ですが、肝心の手掛けた建設会社は15年以上前に倒産しています。
この住宅を建てて、わずか数年後に倒産しているのです。

私が言いたいのはこの点で、付加価値を上げるために、たいした技術と知識もないままに地下室を造ったということです。
当然販売後のことなども考えていなかったと思います。
悪い言い方をすれば、すでに経営困難な状況下で、資金調達のために販売した建売住宅の可能性もあります。


それなりにコンクリートには明るいつもりと以前に書きました。
席はアイネックスに置きつつ私が共同で携わっていたコンクリート劣化防止材の研究は、コンクリート建造物を厳しい自然現象から護り、コンクリート建造物の寿命を延ばすという「脱スクラップ&ビルド」の観点に基づいたものです。
そのためリフォーム店としては変わっていると思いますが、コンクリート劣化防止商材の扱いがあり、バナーも用意してあるので是非ご一読していただければと思います。

それではこのリフォーム現場の地下の立地状況を画像で見てみましょう。
地下室立地状況
大前提として、コンクリートはセメントと砂利に水を加えることによって固まる水和反応物です。
そのため水とは相性がとても良く、固まってコンクリートになった後も水を吸収する水和反応物なのです。

この地下もしかりですが、RC造(鉄筋コンクリート造)は予め鉄筋が計画通り配置された型枠内にポンプでコンクリートを流し込み、数日後型枠を外して、内部に鉄筋の入った床や壁、梁などが形成されます。
そして型枠を外した時点で、当然コンクリートは雨風にさらされることになります。

大変申し訳ないのですが、今日は私の番なので家に帰ってお昼ご飯を作る時間になりました。
続きはまた明日。

建築コストをかけてまで、なぜ建売住宅に地下室を造ったのか?

建設会社が地下を造る際は、非常に神経を使います。
また、建築コストもかかります。
にも拘らず、どうして地下を造ったのでしょうか?

この住宅の構造は地下は当然RC(鉄筋コンクリート造)で、1階、2階は木造の建売住宅です。
地下は型枠にコンクリートを流し込み、型枠を造って床・壁・天井を継ぎ目のない一体構造で造ります。
そのため、非常に気密性や遮音性が高く、外部の騒音を遮って静かな空間を生み出します。
建築条件により3階建て住宅を建てることができないため、上に高くできない代わりに、建築コストをかけてでも
「地価がある住宅」として付加価値を付けて販売したのでしょうね。

地下室に対して、結露しやすく、湿気でムーとしているというイメージを持たれている方も多いと思います。
まさにその通りで、気密性や遮音性が高い反面、室内で発生した湿気を除去する措置を怠ると、結露やカビが発生しやすい環境になってしまいます。 
今回のポイントは、建売住宅に付加価値を付けるために地下室を造ったという点です。

次回に続きます...
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