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天然木or樹脂木(人工木材)を使った、お庭やベランダのリフォーム その2
ウッドデッキによく使われる天然木は、ソフトウッド(軟質)とハードウッド(硬質)の2種類に分類され、ソフトウッドは前回ご紹介しましたので、今回はハードウッド(硬質)についてお話しさせていただきます。
ハードウッドとは文字通り固い材料で、ソフトウッドと比較して木の繊維が非常に細かく、高密度になっています。
密度が高い分、破損しにくく、強さ、硬さに優れています。
また、腐食や害虫被害にも強いので、防腐剤や防虫剤などのメンテナンスをしなくてもウッドデッキが長持ちし、非常に耐久性に優れた天然木材です。
防腐剤や防虫剤などのメンテナンスは不要ですが、どうしても経年劣化による褪色は妨げられないので、こまめな塗装は必要になります。
ハードウッドは非常に硬い木材なので頑丈な反面、加工がしにくいというデメリットがあります。
ハードウッドを使ってウッドデッキを作る際には、作り方の知識はさることながら職人が使用するような電動工具が必要なので、素人のかたがDIYでというのには不向きな材料です。
ハードウッドの代表的なものとして、イペ、ウリン、アマゾンジャラ等があります。
代表的なハードウッド
イペ
イペは南米産ノウゼンカズラ科の広葉樹です。
色は薄褐色から暗褐色のものまでかなり幅広く、並べると非常に美しい、自然の風合いが漂う天然木特有の仕上がりになります。
昨今はいろいろと優れたハードウッド材が流通するようになりましたが、一時期はハードウッドといえば「イペ」というほど信頼性、人気のある材料でした。
最上級のウッドデッキをお求めの方にはイペがお勧めです。
ウリン
ウリンはインドネシア、マレーシア原産のクスノキ科の広葉樹です。
別名アイアンウッド(鉄の木)とも呼ばれ、「生涯腐らない木」と言われるほどで、曲がりや伸縮はほとんどなく、耐水性、耐久性に非常に優れた材料です。
耐久性が極めて高いことから、多くの公共施設やレジャー施設にも使用されており、身近なところではディズニーシーのウッドデッキに使われています。
ウリンにはポリフェノールが大量に含まれていて、強い抗菌作用があり、耐朽力にも優れています。
ポリフェノールは太陽光、酸素、雨などの自然作用により、赤茶色の深みを増していき、無塗装でも経年劣化により色褪せすることがなく、より深みのある茶色へと変化します。
ウリンは素材の状態でも耐久性が極めて突出しているため、塗装の必要性も特になく、メンテナンスフリーのウッドデッキには最も適している材料といえます。
アマゾンジャラ
別名アマゾンチェリー、マニルカラとも呼ばれる、南米産のアカテツ科の広葉樹です。
表面は光沢があり滑らかで、色はとても素敵な赤褐色です。
しかし、太陽光により褪色は免れないないので、塗り直しメンテナンスは必要ですが、材質は非常に重硬で高強度、耐久性、防虫性に優れ、ウッドデッキには適した人気の材料です。
アマゾンジャラのウッドデッキ
非常に堅い木材なので、ビスを打つ際には下穴加工が必要ですが、ハードウッドの中ではDIYが可能な材料です。
価格もウリン、イペと比較して、2~3割ぐらい安価に設定されているのでコスパのいいデッキ材と言えます。
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