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押入をクローゼットにリフォームする場合の最善の方法
押入をクローゼットにリフォームる場合、余った奥行はどうするか?
一般的押入 折れ戸式クローゼット
左の図面にあるように、押入の奥行は通常85cmぐらいです。
そして、クローゼットの奥行は通常60cmなので、押入の奥行を利用したままクローゼットに変更する場合は、右の図面のように奥行が25cmほど余ってしまします。
押入の奥行を無視して、奥の壁から奥行60cmを確保してクローゼットの折れ戸を取り付けるのであれば問題はないのですが、その場合は左右の壁だけではなく、床や天井にも影響がでます。
そのため、予算をかけないでリフォームを行うには、押入の奥行そのまま使って、なおかつスペースを有効的に活用できるクローゼットに変更したいものです。
押入断面図 クローゼットプラン:断面図
押入の奥行をそのまま利用してクローゼットに変更するプランですが、奥にハンガーパイプを設置するととても使いづらくなるため、右の図面のようにハンガーパイプは手前60cmのセンターに設置するようにします。
そして肝心な余った25cmのスペースですが、この部分を収納できるように可動棚にします。
収納しておきたい物によって、可動棚の段数を決めればいいと思いますが、例えば文庫本だったら8段ぐらいは可能ですね。
しかし、収納物の出し入れは手前の衣類が邪魔になるので、頻繁に使う物の収納には向いていません。
ただ、ほとんど使うことがないのに捨てられない物ってたくさんありますよね。
使用頻度の低い物を収納しておくスペースも意外と重要だと思います。
この方法で押入をクローゼットにリフォームすれば、リフォームコストも抑え、なおかつスペースを有効利用できます。
押入をクローゼット+可動棚収納にリフォーム
押入をクローゼット+可動棚収納にリフォームした施工事例です。
可動棚は2cmピッチで高さを変えられるので、用途に合わせて使いやすく組み替えられます。
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