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リフォーム業者に依頼すること、DIYでできること〜上手に使い分けて理想の住まいづくり〜
住まいのリフォームを考えたとき、誰しも一度は「これ、自分でできるかも?」と考えたことがあるのではないでしょうか。
テレビやSNSなどでDIY(Do It Yourself)ブームが広がる中、費用を抑えながら自分らしい住空間を作る方法として注目されています。

しかし、すべてをDIYで済ませるのはリスクが伴います。特に構造や法律が関わる工事は、専門知識と技術が必要です。
では、どこまでがDIYの範囲で、どこからがプロの手を借りるべきなのか。その線引きを理解しておくことで、安全かつ効率的なリフォームが可能になります。
今回は、「リフォーム業者に依頼するべきこと」「DIYでできること」「両者の上手な使い分け方」について詳しく解説していきます。
業者に依頼すべきリフォームとは?
リフォーム業者に任せるべき工事には、次のような特徴があります。

1.法的な規制や申請が必要な工事
✅増築や間取り変更
✅建築確認申請が必要な工事
✅耐震補強や断熱性能の向上
これらは建築基準法や消防法などの法令に関わるため、素人判断での施工はできません。
また、施工不良が発覚した場合、将来的に売却するときや災害時に大きな問題につながる恐れがあります。
2.電気・水道・ガスに関わる工事
✅コンセントの増設
✅照明や換気扇の移設
✅キッチンや浴室の配管変更
✅ガス機器の交換や位置変更
これらの工事には資格が必要です。電気工事士や給水装置工事主任技術者などの専門資格を持つ業者に依頼する必要があります。
DIYで行った場合、漏電や漏水、ガス漏れなどの重大事故につながる可能性があるため、絶対に避けましょう。
3.大規模な構造工事
✅壁や柱の撤去・新設
✅床や天井の全面張り替え
✅外壁や屋根の塗装、修繕
構造に関わる部分は、建物全体の耐久性や安全性に大きく関わります。
誤った施工は、建物の寿命を縮めたり、地震などの際に倒壊の原因にもなります。
特に築年数の古い住宅では、既存構造とのバランス調整が重要になるため、必ず専門業者に相談を。
DIYでできるリフォームとは?
一方で、次のような作業はDIYでも比較的簡単に行えるため、費用を抑えつつ住まいを自分好みにアレンジすることが可能です。

1.壁紙(クロス)の貼り替え
最近では、初心者でも貼りやすい「貼って剥がせる壁紙」が多数販売されています。
部分的にアクセントクロスを取り入れるだけでも、部屋の印象がガラリと変わります。
2.床材の貼り替え(クッションフロア、フロアタイルなど)
ホームセンターで手に入る「置くだけフローリング」や「接着不要のフロアタイル」は、道具があれば数時間で敷設可能です。
特にキッチンや洗面所などの水まわりにおすすめです。
3.棚や収納の設置
壁に穴を開けずに使える突っ張り式の収納や、組み立て式の棚は、DIY初心者でも簡単に設置可能。
デッドスペースを活かした収納づくりに向いています。
4.ペンキ塗り・塗装リメイク
木製家具の塗り替えや、古くなった扉・ドアの色を変えるだけでも、空間全体の印象が刷新されます。
最近では、臭いの少ない水性ペンキも充実しており、屋内作業でも安心です。
DIYと業者依頼を使い分けるポイント
理想的なのは、「安全性・機能性が求められる部分は業者に任せて、見た目や雰囲気づくりはDIYで行う」スタイルです。
たとえば、以下のような分担がおすすめです。

また、DIYは費用が抑えられる一方で、時間と手間がかかります。
仕上がりの美しさや耐久性も業者に劣ることがあります。
自分のスキルや時間、予算を冷静に見極めることが大切です。
まとめ:リフォーム業者に依頼するか? DIYか?
リフォームは、家族のライフスタイルや価値観を反映させられる絶好の機会です。しかし、DIYに挑戦する前に「やってはいけないこと」「任せるべきこと」をしっかり見極めることが、トラブルを未然に防ぐカギとなります。
一部をDIYで仕上げることで、費用を抑えつつ愛着の湧く住まいを実現できる一方、重要な部分はプロに任せて安全性や耐久性を確保する。このバランスをうまく取ることが、理想のリフォーム成功の秘訣です。
これからリフォームを考えている方は、ぜひ今回の内容を参考に、賢く業者とDIYを使い分けながら、住まいをもっと快適に、もっと自分らしく変えてみてはいかがでしょうか。
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