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エアコンの種類と工事で気を付けること
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エアコンの種類と工事で気を付けること

エアコンの種類

エアコンの種類は大きく分けて二つあります。
業務用と家庭用の二つです。
今回は、二つのうち家庭用のエアコンの話をしたいと思います。

家庭用エアコンで標準的なのは壁掛けのエアコンです。

一般的な設置方法としてはエアコンを室内に設置して、壁を配管で貫通して外に室外機を置く方法です。エアコン用のコンセントが室内にあり、設置したい場所の近くに配管を通すための穴が開いている必要があります。

外の部分から見た時は脚立を置いて手が届くくらいのところに穴がある必要があり、穴の付近に室外機を多くスペースがある必要もあります

イレギュラーな方法ではありますが、隠蔽配管や穴が手が届くところになかったり、部屋の中にエアコン専用のコンセントがないパターンもあります。
こうした場合や、そもそも穴が開いてない場合とかはイレギュラーな工事が必要になることもあります。

具体的にどういった工事を行うことになるかというと、隠蔽配線でブレーカーからベランダまで電源用の配線をすることになります。
大体の建物では外側にエアコンの電源はないのでこういった工事が必要になります。

また、部屋が複数あってそれぞれの部屋にエアコンを1台ずつ設置したい場合などは
エアコンの数と同数の室外機をバルコニーに置く必要が出てきます。
こうなるとバルコニーが狭くなって室外機だらけになってしまいます。

こういった場合、マルチエアコンというものを使うことで問題を解決できます。
マルチエアコンとは1つの室外機で、3台とか5台とか複数のエアコンを設置できるものです。
マルチエアコンの場合は電源が室内ではなく、室外機の方に必要になります。

一個の室外機で複数の室外機を使う工事の方が高い費用が掛かることになりますがスペースを確保したい人はマルチエアコンを選択肢として持つのは悪いことではありません。
ただ、室外機とエアコンが1対1の場合はどれか壊れた場合はその一つだけを交換すればいいのですがの場合は、マルチエアコンの場合は全部の室内機を交換しないといけなくなるデメリットもあります。

どうしてこうなってしまうかと言いますと、エアコンの部品の供給期限はおよそ10年程度であることが多く、その期間内であれば、メーカーに部品を貰って修理することが可能ですが、10年を過ぎてしまうと修理がきかなくて交換しなくてはいけなくなってしまうからです。

期間を超えてしまった場合はすべて交換にすることになります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、予算や妥協できる部分などを考えて選ぶ必要があります。

工事で気を付けること

次にエアコンの工事をするときに気を付けなくてはいけない部分についてお話しします。
特に売買物件や賃貸で購入者や借主が自分でつけることになる場合が多いですが、この時にエアコンの配管が隠蔽配管であったときによく起きる問題についてです。

エアコンは各部屋に欲しいですよね?
この時、当然バルコニーに面している部屋はバルコニーに室外機を置けます。
しかしバルコニーに面してないところだと室外機を置けません。

マンションであれば廊下には置けるのではないかと考えがちですが、廊下は避難用になっていたり、共用部扱いになっていたりと室外機を置けないことがほとんどです。
そうなると、居室から天井や壁の中を通してバルコニーまで隠蔽配管で室外機までつなぐ必要が出てきます。

しかし、この隠蔽配管は次に住む人がエアコンをつけられるようにエアコンを外さないといけません。
壁から配管や配線がとび出ているような形でエアコンを外さないといけないのです。
配管の先には小さいナットがついていて、このナットでエアコンと配管をつないでいます。

しかし、専門的な知識に乏しい粗雑な業者に依頼してしまうと、ナット毎配管を切ってしまうことがあります。こうなってしまうと次の人がつけられなくなってしまいます。

この場合はどうするかというと、隠蔽配管を全て抜きだして全て取り付けかえるか、もしくは壁に埋まっている隠蔽配管をほじくり返して先端に追加で配管を取り付けるかしかありません。

全部抜き出すのはとてもお金がかかりますし、売買物件であれば、売主が費用を負担するのか買主が費用を負担するのかトラブルになることもあります。

ほじくり返して先端に追加で配管を取り付ける場合は、抜き出すよりお金はかかりませんが作業スペースを作るために壁を壊したりと、手間や少ないながらもお金がかかります。また、この工事はエアコンを取り付けてくれる家電量販店ではやってくれません。

専門的な知識に乏しい業者が依頼するとこういったトラブルが起きることになります。そうなると特殊な工事が必要になってきますので、フルリフォームするときや別の工事を行うときに合わせてやってしまった方が、より安く、より手間なく行うことができます。

エアコンがない部屋にエアコンを新設する場合やフルリフォームする場合、新しく隠蔽配管を引かないといけません。
配管を伸ばし、壁・天井をいっぱい壊さないといけないのでかなり大掛かりな工事になります。
規模を小さくしたり手間を省くことは可能ですが、下の画像のように建物の中、部屋中にむき出しで配管する露出配管になってしまい不格好です。

しかしフルリフォームや、何かの工事のついでに行うのであれば、人が住んでない状態で職人も工事できますし、在宅でない状態で工事したほうが費用も抑えられます。

また居住者の方も自分が生活している所で工事されたらうっとうしいですし、落ち着かないですよね。
なので、入居する前のリフォームの際に別の工事とまとめてやってしまったり、フルリフォームをしているときに隠蔽配管にしたほうが、より安く、より少ない手間で工事ができます。

エアコンを一つ取り付けるにしても、様々なタイプがありますし、気を付けなくてはいけない点も多く信頼できる業者を選ぶことが、手間もお金も抑えた上で納得のいく工事を行う上で必須になるので、ぜひ参考にしてください。

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