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内装リフォーム:アクセントクロスで変わる部屋デザイン
おしゃれな空間をつくる選び方と失敗しないポイント
「部屋をもっとおしゃれにしたい」「リフォームで雰囲気を大きく変えたいけれど、あまり費用はかけたくない」――そんなときにおすすめなのが、アクセントクロスです。
壁の一部分だけ壁紙を変えるアクセントクロスは、比較的手軽なリフォームでありながら、部屋の印象を大きく変えられるのが魅力です。
同じ間取りの部屋でも、アクセントクロスの色や柄、素材感を変えるだけで、ナチュラル、北欧風、ホテルライク、モダン、和モダンなど、さまざまなインテリアテイストを演出できます。
今回は、アクセントクロスを使って部屋をおしゃれに変える方法や、場所別のおすすめデザイン、色・柄の選び方、失敗しないためのポイントについて詳しく解説します。
アクセントクロスとは?
アクセントクロスとは、部屋の壁の一部分だけ、周囲とは異なる色や柄の壁紙を貼るデザイン手法です。
例えば、4面すべてを白い壁紙にして、テレビの背面だけグレーのクロスにする方法があります。これだけでも、テレビまわりが部屋の視線を集めるポイントになり、空間全体が引き締まります。
全面を張り替えるよりも施工範囲を抑えられるため、壁紙リフォームの中でも比較的取り入れやすい方法です。
また、アクセントクロスは「壁を目立たせる」だけではありません。
部屋に奥行きを感じさせたり、家具や照明を引き立てたり、空間を落ち着いた雰囲気にしたりするなど、インテリア全体をコーディネートする役割もあります。
アクセントクロスで部屋の印象は大きく変わる
アクセントクロスの最大のメリットは、壁紙を変えるだけで部屋のイメージを大きく変えられることです。
例えば、明るいベージュやアイボリー系なら、温かみのあるナチュラルな空間になります。
グレーやチャコール系を選べば、落ち着いたモダンな印象を演出できます。
ブルーやグリーンなどの寒色系なら、爽やかでリラックスできる雰囲気に。
木目柄や石目柄などを取り入れれば、自然素材を感じさせるインテリアにもできます。
このように、アクセントクロスは色・柄・素材感によって部屋の方向性を決める重要なアイテムなのです。
おすすめ① リビングのテレビ背面をアクセントにする
アクセントクロスを取り入れる場所として人気なのが、リビングのテレビ背面です。
テレビはリビングの中でも視線が集まりやすいため、その背面をアクセントにすると、自然に壁がインテリアの主役になります。

おすすめなのは、グレー、ダークグレー、ベージュ、木目調、石目調などです。
例えば、白い壁にグレーのアクセントクロスを合わせると、落ち着いたモダンなリビングになります。
木目柄なら、木製家具やフローリングとの相性が良く、ナチュラルで温かみのある空間をつくれます。
さらに間接照明を組み合わせれば、ホテルのような上質な雰囲気を演出することも可能です。
おすすめ② 寝室は落ち着いた色でリラックス空間に
寝室にアクセントクロスを取り入れるなら、落ち着いた色を選ぶことがポイントです。

おすすめは、グレー、ネイビー、ブルーグレー、グレージュ、ブラウンなど。
特にベッドのヘッドボード側の壁をアクセントにすると、寝室全体が引き締まります。
濃い色を使うことに抵抗がある場合は、淡いブルーグレーやグレージュがおすすめです。
派手すぎない色なら、リラックス感を保ちながらインテリアに個性を加えられます。
照明を少し落としたときにも、アクセントクロスの色が映え、落ち着いた雰囲気になります。
おすすめ③ トイレは大胆な柄にも挑戦できる
アクセントクロスを大胆に使いたいなら、トイレがおすすめです。
リビングなどの広い空間では派手に感じる柄でも、トイレのような比較的小さな空間なら取り入れやすくなります。
例えば、植物柄、幾何学模様、タイル柄、石目柄など。
壁の一面だけ柄物にして、残りの壁をシンプルな白やベージュにすると、派手になりすぎません。
ホテルライクな雰囲気を目指すなら、グレー系の石目柄や大理石調クロスも人気があります。
照明やペーパーホルダー、タオル掛けなどの小物まで統一すると、より完成度の高い空間になります。

おすすめ④ 洗面所にアクセントクロスを取り入れる
洗面所もアクセントクロスと相性の良い場所です。
洗面化粧台の背面や側面の壁にアクセントクロスを使うと、毎日使う洗面スペースが一気におしゃれになります。立つ住宅は、内装がきれいでも「建物が古い」「メンテナンスされていない」という印象を与えてしまいます。
例えば、木目調の洗面台にはグレージュやベージュ系。
白い洗面台にはブルーグレーやグリーン系。
黒い水栓やミラーを使ったモダンな洗面台には、チャコールグレーや石目調などがおすすめです。
ただし、洗面所は水はねや湿気が気になる場所でもあります。
デザインだけではなく、防水性・防汚性・耐久性など、使用する場所に適した壁紙を選ぶことも大切です。

おすすめ⑤ 玄関をアクセントクロスで印象的に
玄関は家に入った瞬間に目に入る場所です。
そのため、玄関の壁にアクセントクロスを取り入れると、家全体の第一印象を変えることができます。
例えば、ベージュやグレージュなら上品で落ち着いた雰囲気に。
濃いグレーやネイビーなら、高級感のあるモダンな玄関に。
植物柄や木目柄なら、ナチュラルで温かみのある玄関になります。
玄関収納やシューズクロークの壁をアクセントにする方法もおすすめです。
間接照明を組み合わせれば、壁紙の質感が際立ち、より印象的な空間になります。

おすすめ⑥ 子ども部屋は明るく楽しい色を
子ども部屋では、少し明るい色や柄を取り入れてみるのも良いでしょう。

水色、ライトグリーン、イエロー、淡いピンクなどは、子ども部屋に取り入れやすいカラーです。
ただし、子どもが成長すると好みが変わる可能性があります。
そのため、全面を派手な色にするのではなく、壁の一面だけアクセントにするのがおすすめです。
また、将来的に家具やインテリアを変更することも考えて、比較的合わせやすい淡い色を選ぶと長く使いやすくなります。
アクセントクロスの色選びで失敗しないポイント
アクセントクロスでは、「好きな色だから」という理由だけで選ぶと、完成後にイメージと違ってしまうことがあります。
まず意識したいのが、床・家具・建具との色のバランスです。
例えば、床が濃いブラウンなのに壁も濃い色にすると、部屋全体が重く見える場合があります。
反対に、床や家具が明るい色なら、少し濃いアクセントクロスを取り入れることで空間を引き締められます。
また、アクセントクロスは「壁紙だけ」で考えるのではなく、部屋全体の色を3色程度にまとめるとコーディネートしやすくなります。
ベースカラーを白やベージュ、家具を木目、アクセントにグレー――というように、役割を分けて考えると失敗しにくくなります。
濃い色のアクセントクロスはどう使う?
チャコールグレー、ネイビー、ダークグリーンなどの濃い色は、空間を引き締める効果があります。
一方で、使う面積が大きすぎると圧迫感を感じる場合があります。
そのため、基本的には一面だけに使う方法がおすすめです。
例えば、白い壁のリビングにダークグレーのテレビ背面をつくると、テレビや家具が引き立ち、落ち着いた雰囲気になります。
「濃い色を使いたいけれど、部屋が暗くなるのが心配」という場合は、自然光が入りやすい壁や、照明を当てやすい壁を選ぶとよいでしょう。
柄物クロスを使うときの注意点
柄物のアクセントクロスは、部屋に個性を出すのに効果的です。
しかし、柄が大きすぎたり色が多すぎたりすると、家具やカーテンなどとぶつかってしまうことがあります。
柄物を使う場合は、周囲の壁や家具をできるだけシンプルにすると、アクセントクロスがきれいに映えます。
例えば、植物柄の壁紙なら、家具はナチュラルな木目と白を中心にまとめる。
幾何学模様なら、家具や照明はシンプルなデザインにする。
石目柄なら、金属やガラスなどの素材を組み合わせる。
このように、アクセントクロスを主役にして、ほかのインテリアを引き算することがポイントです。
天井にアクセントクロスを使う方法もある
アクセントクロスというと壁をイメージする方が多いですが、実は天井に取り入れる方法もあります。

例えば、寝室の天井を濃いブルーグレーにすると、落ち着いたホテルのような雰囲気になります。
また、木目調クロスを天井に使えば、木のぬくもりを感じるナチュラルな空間に仕上げることもできます。
ただし、天井の色が濃すぎると低く感じる場合があるため、部屋の広さや天井高さを考慮することが重要です。
アクセントクロスで変わる部屋デザイン
アクセントクロスの魅力をさらに引き出すなら、照明との組み合わせもおすすめです。
例えば、凹凸のある石目調クロスに間接照明を当てると、壁面に陰影が生まれます。
木目調クロスなら、温かみのある電球色の照明と組み合わせることで、落ち着いた雰囲気になります。
また、玄関やテレビ背面などでは、壁を直接照らすブラケット照明や間接照明を組み合わせることで、アクセントクロスをインテリアの一部として見せることができます。
リフォームでは「サンプル確認」が重要
アクセントクロス選びで特に注意したいのが、カタログだけで色を決めないことです。
壁紙のサンプルは小さいため、実際に壁一面へ貼ったときよりも色が濃く見えたり、薄く見えたりすることがあります。
また、照明の色や自然光の入り方によっても印象は変わります。
できれば大きめのサンプルを用意して、実際の部屋の壁に当てながら確認しましょう。
朝・昼・夜で見え方が変わることもあるため、時間帯を変えて確認するのもおすすめです。
アクセントクロスは「部屋全体」で考える
アクセントクロスを成功させる最大のポイントは、壁紙だけを単独で考えないことです。
床、天井、建具、家具、カーテン、照明、インテリア小物など、部屋を構成するすべての要素とのバランスを考える必要があります。
例えば、ナチュラルなリビングなら、白い壁+木目の床+ベージュ系アクセントクロス+木製家具という組み合わせ。
ホテルライクな空間なら、白やグレーをベースに、石目柄やダークカラーのアクセントクロス、間接照明、金属素材を組み合わせる。
北欧風なら、白や淡いグレーをベースに、淡いブルーやグリーン、木製家具を合わせる。
このように、目指すインテリアスタイルを最初に決めておくと、壁紙選びもスムーズになります。
まとめ|アクセントクロスで住まいをもっとおしゃれに
アクセントクロスは、壁の一部分を変えるだけで部屋の印象を大きく変えられる、手軽で効果的なインテリアリフォームです。
リビングのテレビ背面、寝室のベッド背面、トイレ、洗面所、玄関、子ども部屋など、さまざまな場所に取り入れられます。
重要なのは、単純に「好きな色」を選ぶのではなく、床・家具・照明・建具などとのバランスを考えることです。
また、濃い色や柄物を使う場合は一面だけにするなど、アクセントとしての役割を意識すると、まとまりのある空間になります。
「大規模なリフォームは難しいけれど、部屋の雰囲気を変えたい」という方にも、アクセントクロスはおすすめです。
壁紙を変えることで、今までとは違うお気に入りの空間をつくることができます。
リフォームを検討する際には、部屋の用途や広さ、光の入り方、家具との相性などを考えながら、自分の暮らしに合ったアクセントクロスを選んでみてはいかがでしょうか。
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