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階段リフォームのポイント:デザイン・安全性・コストを徹底解説
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階段リフォームのポイント:デザイン・安全性・コストを徹底解説

階段は家の中で重要な役割を果たす部分の一つです。

しかし、年月が経つと老朽化や使いにくさが目立ち、リフォームを検討することもあるでしょう。

本記事では、階段リフォームのデザイン、安全性、構造、見積りなど、知っておくべきポイントを詳しく解説します。

1.階段リフォームを考える理由

階段は家の動線を決める重要な要素です。

しかし、以下のような問題が発生すると、リフォームを検討するタイミングかもしれません。

老朽化

木製の階段は軋みや歪みが発生することがあり、放置すると安全性に問題が出る

デザインの古さ

家のインテリアに合わず、見た目が気になる

安全性の低下

手すりがない、滑りやすいなど、高齢者や子どもにとって危険

明るさの確保

暗く圧迫感のある階段を明るくしたい

こうした問題を解決するため、階段のデザインや安全性に配慮したリフォームが必要になります。

2. 階段リフォームのデザイン

階段のデザインは、家全体の雰囲気を左右します。以下のような種類があるので、自分の住まいに合ったものを選びましょう。

2.1 直階段

まっすぐに上がるシンプルなデザインの階段で、最も一般的です。
設計がシンプルな分、コストを抑えやすく、狭いスペースにも適しています。

2.2 折り返し階段(L字・U字階段)

途中で曲がるタイプの階段で、スペースを効率的に活用できます。
コーナー部分には踊り場を設けることができ、安全性も高いのが特徴です。

2.3 螺旋階段

おしゃれでコンパクトなデザインが魅力ですが、幅が狭くなりやすく、安全性の面では注意が必要です。

2.4 スケルトン階段

踏板だけのデザインで、開放感があり、モダンなインテリアに合います。
しかし、隙間が多いため、小さな子どもや高齢者には注意が必要です。

3. 安全性を向上させるポイント

階段は家庭内事故が起こりやすい場所の一つです。

特に高齢者や小さな子どもがいる家庭では、安全性に配慮したリフォームが不可欠です。

3.1 手摺(てすり)の設置

手摺は階段の安全性を大幅に向上させます。
設置する際のポイントは以下の通りです。

高さ

一般的に750mm~850mmが適切

握りやすさ

滑りにくい素材や形状を選ぶ

両側設置の検討

両側に手摺をつけるとさらに安全

3.2 滑り止め加工

階段の踏板には、滑りにくい素材や加工を施すと安心です。

カーペットやゴムマット

柔らかい素材で滑りにくくする

ノンスリップシート

透明タイプもあり、デザイン性を損なわずに設置可能

木材の加工

ザラザラした質感の無垢材を使うと滑りにくい

3.3 明るさの確保

階段が暗いと足元が見えにくくなり、事故の原因になります。
明るさを確保するためには以下の工夫が効果的です。

窓を設ける

自然光を取り入れる

照明の設置

LED照明を踏板の下や壁に埋め込む

明るい色の素材を選ぶ

白やベージュ系の色を使うと、光を反射して明るく見える

4. 階段の構造を考える

階段は家の構造に影響を与えるため、リフォーム時には注意が必要です。

4.1 既存の階段を活かすか、新設するか

リフォーム方法は大きく分けて2つあります。

既存の階段を修繕する

表面を張り替えたり、手摺を追加する

新しい階段に交換する

間取りを変更する場合には全面的に作り直す

4.2 強度の確保

階段の強度を保つためには、しっかりとした支えが必要です。
特にスケルトン階段や浮遊感のあるデザインにする場合は、専門家に相談しながら進めましょう。

5. 階段リフォームの見積りと費用相場

リフォーム費用は、工事内容や素材によって変動します。
一般的な相場は以下の通りです。

費用を抑えるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

複数の業者に見積りを依頼する

比較検討することで適正価格が分かる

補助金・助成金を活用する

自治体によってはバリアフリー工事の補助金制度がある

DIYでできる部分を取り入れる

手摺の設置や塗装など、一部はDIYで対応可能

6.階段の素材選び

階段の素材は、耐久性やデザインに大きく影響を与えます。

主な素材の特徴を比較し、自分の家に合ったものを選びましょう。

6.1 木材

最も一般的な素材で、ナチュラルな雰囲気を演出できます。

メリット

温かみがあり、種類が豊富

デメリット

傷がつきやすく、経年変化がある

おすすめの木材

オーク(耐久性◎)、ウォールナット(高級感◎)、パイン(コスト◎)

6.2 タイル

耐久性が高く、デザインの自由度が広い。

メリット

傷や汚れに強く、水回りにも適用可能

デメリット

硬いため、転倒時の衝撃が大きい

6.3 金属(スチール・アルミ)

モダンでスタイリッシュな印象を与える。

メリット

強度が高く、耐久性に優れる

デメリット

冷たい印象になりがち

6.4 ガラス

スケルトン階段などに使用されることが多い。

メリット

視覚的に開放感があり、デザイン性が高い

デメリット

滑りやすく、指紋や汚れが目立つ

素材選びは、デザインだけでなく、安全性やメンテナンスのしやすさも考慮するとよいでしょう。

7. 照明計画で階段を明るく、安全に

階段は暗くなると視認性が低下し、転倒リスクが高まります。そのため、適切な照明計画が重要です。

7.1 階段照明の種類

埋め込み型LEDライト

・壁や踏板に埋め込むタイプで、足元を均一に照らせる
・デザイン性が高く、スタイリッシュな雰囲気に

ブラケットライト(壁付け照明)

・壁に設置し、階段全体を照らす
・間接照明としての役割も果たす

ペンダントライト

・高い吹き抜けのある階段におすすめ
・光が広範囲に広がるため、明るさを確保しやすい

センサー付き照明

・人感センサーで自動点灯・消灯
・消し忘れ防止&省エネにも貢献

7.2 照明配置のポイント

手摺に沿って間接照明を入れる

足元を自然に照らし、柔らかい光で目に優しい

階段の段差部分にLEDを仕込む

視認性を高め、デザイン性もアップ

明るさを調整できる調光機能を取り入れる

時間帯に応じて照度を調整可能

階段リフォームのポイント:デザイン・安全性・コスト~まとめ

階段のリフォームはデザイン、安全性、コストのバランスを考えながら進めることが重要です。

  • デザイン:家の雰囲気に合わせた階段を選ぶ
  • 安全性:手摺や滑り止め、明るさに配慮する
  • 構造:リフォーム方法や強度を考慮する
  • 見積り:複数業者の比較や補助金の活用を検討する

階段は家の中で毎日使う重要な場所だからこそ、快適で安全な空間へとリフォームすることが大切です。

リフォームを検討している方は、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてください!

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