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費用を抑えて、耐震対策した食器棚の設置 その2
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費用を抑えて、耐震対策した食器棚の設置 その2

リフォーム前 杉並区H邸

同じ杉並区のお客さまから、冷蔵庫の横に造作家具で食器棚を設置したいとのご依頼をいただきました。

なぜ造作家具の食器棚かというと、2つ理由がありました。

1つ目の理由は、このように勾配天井になっているため、置き型の食器棚では突っ張り棒を使えないので、壁にしっかりと固定する造作家具にして、耐震対策を完璧にしたいとのことです。

2つ目は、吊戸棚の上が埃溜めになるのが嫌なので、吊戸棚と天井の間を塞ぎたいとのことです。

なるほど、それでは置き型の食器棚ではだめで、据え付けの食器棚にしなくてはいけませんね。

アイネックスは造作家具が得意の分野なので非常に喜ばしいことなのですが、なにも費用がかかる造作家具ではなくキッチンメーカーのカップボードを使って、壁にしっかり据え付けることをご提案しました。

アイネックスがお勧めするキッチンメーカーのカップボードは、LIXILかクリナップです。

LIXILやクリナップのカップボードは色柄やキャビネットの種類が豊富で、価格もリーズナブルです。

お客さまのご希望をイメージしたパースです。

カウンターの左下にゴミ箱を置きたいとのことで、引出の下はオープンスペースにして、吊戸棚と勾配天井の間は幕板で塞ぎます。

それでは、カップボードの施工風景をご覧ください。

吊戸棚から取り付けていきます。

まずは吊戸棚の扉を外して、2つのユニット(箱)を連結します。

連結したユニットの上端を勾配天井の始まりに合わせて、長さ51mmのビスで確実に固定します。

ユニット背面の銀色のポッチがビスです。

ビスにキャップを被せたので、ビスが隠れましたね。

ユニット上部にあるのは耐震ラッチで、地震で吊戸棚の中の物が倒れても、扉が開いて中の物が飛び出すことはありません。

左の側板に扉と同色のサイドパネルを取り付けました。

天井幕板をカットしています。

天井幕板を取り付けが終わり、吊戸棚と勾配天井の間が塞がって、埃溜めが解消されました。

扉をユニットに取り付けて、扉の水平垂直を丁寧に調整しています。

ベースキャビネットを設置して、吊戸棚と同様に左側面にサイドパネルを取り付けます。

天板の取り付けまで終わりました。

引出をセットして、水平垂直を調整後、引出の滑り具合を確認します。

最後の仕上げ、壁との取り合いをコーキングします。

コーキングが壁に付着しないように、マスキングテープで厳重に養生をします。

慎重にコーキングを均していきます。

これにて全工程が終了です。

耐震対策が完璧な据え付けのカップボードが完成しました。

杉並区のリフォーム・リノベーションならアイネックスにお任せください!

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