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賃貸住宅にリフォーム 施工事例

練馬区M住宅  古い集合住宅の1室を賃貸住宅にリフォームして資産運用

予 算  : 185万円

■主な工事
床貼替
浴室:水栓・浴槽交換
給湯器交換
洗面台交換
洗濯機置き場新設
木部塗装工事
キッチン補修工事
湯沸かし器設置
クロス貼替
襖貼替
リフォーム工事概要
エレベーターもない5階建て集合住宅の4階の1室を購入されたお客さまから、資産運用のために賃貸住宅で貸せるようにリフォームしたいとのご依頼です。
当然ですが、資産運用なのでリフォームにかける予算には限界があり、200万(税込)の範囲でということです。
リフォーム前平面図
お客さまからいただいた図面です。
かなり古い建物のため、図面もこの程度のものしかありません。
おそらく竣工時の図面で、東京カンテイ(不動産のデータバンク的な企業)の資料でしょう。
少し見づらいですが、便宜上図面を90度回転させてあります。
リフォーム前浴室 リフォーム前浴室
たった2つの画像だけでも老朽化した状態が見て取れます。
リフォーム前浴室入口
浴室入口部分ですが、老朽化して腐っているのか、錆びているのか判断が付かないぐらい酷い状態です。
リフォーム前トイレ リフォーム前トイレ
トイレもリフォームのし甲斐がありそうです。
リフォーム前洗面台 リフォーム前洗面台
かなり歴史を感じる造りです。
鏡がないと思ったら、横についていました。
リフォーム前洗面台

洗面台の排水を竪管に繋いでありますが、それもすごい高い位置で繋いであります。
この排水の繋ぎ位置が、今回リフォームで一番の問題点です。
賃貸住宅にリフォームすることで大きな課題があります。
現状この部屋には洗濯機置き場がありません。
おそらく洗面台の横に置いて、排水ホースを浴室に転がして使用していたのでしょう。
さすがに賃貸住宅にするなら、洗濯機置き場を確保しないといけませんね。
しかし、唯一近くにある洗面台の排水は先ほど見ていただいたように、とても使える位置にはありません。
リフォームプラン:洗濯機置き場新設

そこで考えたのがこの図面です。
洗濯機置き場からトイレまで床を150mm嵩上げします。
嵩上げしたところに洗濯機用の排水管を配管して、お風呂場に流してしまうというものです。
床を嵩上げすることで緑の老朽化部分も隠れるので一石二鳥です。
リフォームプラン:洗濯機置き場新設

浴室内の画像です。
水色のところに穴を開けて排水管を貫通させ、お風呂場の床に直接流します。
入口の段差も大きいので浴室内にスノコを敷いて、排水口を隠して段差も緩和されるので、ここも一石二鳥ということになります。
しかい、上記内容で管理事務所に工事許可を申請しましたが通りませんでした。
浴室のドア下に穴を開けてはいけないとのことです。
もちろん躯体と分かっていましたが、ここは構造的に耐力がないところなので問題ないと考えていました。
ということで振り出しに戻りました。

結果は上記以外の方法でプラン通り、洗濯機置き場を新設しましたので Before&Afterをご覧ください。
リフォーム前 リフォーム前
リフォーム前 リフォーム前
この部屋を賃貸住宅として貸せるようにリフォームします。