株式会社アイネックス ホーム 卓上浄水器をビルトインするようにカウンターに据置き メンテナンス用点検口の設置

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2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区

卓上浄水器をビルトインするようにカウンターに据置き メンテナンス用点検口の設置

アイネックス小池です

「2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:1階平面図
■リノベーションプラン :1階平面図
赤〇の柱が構造体のため残ることになり、デザイン的に美観を損ねることを懸念していたさなか、お客さまからこのあたりに卓上浄水器を置きたいとのことで神風が吹いたとしましたが、それはどういうことかと言いますと....
■リノベーションプラン :1階平面図
ごちゃごちゃしてて分からないので、ピックアップしたものを。
■リノベーションプラン:浄水器置き場平面図
カウンターの奥行は460mmで、設置されたいという浄水器の奥行は505mmもあるので、普通に置くとカウンターから浄水器が飛び出してしまいます。

そこにちょうど良いというか柱が残ったので、柱だけを出っ張らすのではなく、柱から右側は壁の奥行も柱に合わせます。

その壁を106mm凹ませて、ここだけカウンターの奥行を566mmに広げて、そこに浄水器をビルトインするように設置します。
奥行566mmのカウンターに対して、505mmの浄水器なので余裕があり、まだ61mm余ります。
この余り61mmもまた神風なのです。
■リノベーションプラン :立面図 浄水器置き場
キッチン背面収納の正面図です。
分かりますかねー?
正面から見ると、幅293mm、高さ520mmで壁を凹ませたところに、幅260mm、高さ500mmの浄水器を据え置きます。
奥行に関しては先ほども申し上げましたが、566mmに対して505mmです。

この面には飾り棚を取り付けますが、お客さまがご希望された位置で図面に落とし込んであります。
奇跡的に高さもギリギリとまでいかず、猶予を残して納まります。
幅に関しても然りで、この293mmが最大に取れる寸法で、浄水器幅が260mmなので、ここも33mm余裕があります。
■リノベーションプラン :断面図 浄水器置き場
浄水器置き場の断面図です。
ご覧のように浄水器を設置しても、まだ後ろに61mmスペースが残ります。
浄水器には当然ですが給水が必要で、この61mmの間に穴を開けて給水管を取り出して、浄水器の後ろで接続すれば、給水管も見えてきませんよね。

そしてキャビネット裏の壁側に点検口を設けて、給水管に止水栓を設置して、浄水器のメンテナンスのときに止水できるようにしておきます。
点検口はリビングからは見えない廊下側になるので、美観を損ねることもありません。

いかがでしょうか? 神風が吹いたと言ったことが分かってもらえたでしょうか?
■リノベーション前:バルコニー ■リノベーション前:バルコニー
■リノベーション進捗状況:解体工事
バルコニーの屋根の解体撤去が終わりました。

腰壁の上にサンルームを立てるので、腰壁の上の笠木も撤去しました。
北側の洋室はご主人の寝室に、広い寝室の北側をお姉さんの部屋にすることまでは決まっていて、寝室の残りを奥さまと下のお子さんの寝室にするということまでは以前に書きました。

また、下のお子さんが成長するにつれて自分の部屋が欲しいとなった時のために、子供部屋をもう一つ造れるようにしておきたいというご要望があることも書きました。
■トイレ手洗器  ■トイレ手洗器 
■前回進捗状況:LDK北東 ■最新進捗状況:LDK北東
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