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2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区

リノベーション・リフォームの本音 設計図面は絶対ではなく参考程度と考えるべき

アイネックス小池です

「2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:1階平面図
■リノベーションプラン :1階平面図
解体工事の続きをご覧いただきます。
■リノベーション進捗状況:解体工事
台所の正面の残っている壁を解体します。
図面① ■リノベーション前:1階平面図
リノベーション前平面図(設計図面)では、正面の壁には柱が2本入っていて、構造体の柱と思われます。
実際に構造体かどうかは解体すれば分かることです。
画像② ■リノベーション進捗状況:解体工事
柱と筋交いがむき出しになりました。

やはり柱は2本とも構造体でしたので、このまま残ることが決定しました。

筋交いのところは台所への通路になるので、他のところで構造的耐力を補って筋交いは撤去します。
■リノベーション進捗状況:解体工事
この形で2本の柱が残ることになり、いまは材木そのままなので目立ちますが、仕上げをしてカウンターを設置すれば、自然に溶け込んで存在が薄れます。
■リノベーション進捗状況:解体工事 ■リノベーション進捗状況:解体工事
次はトイレと洗面室の間仕切り壁を解体します。
図面①のリノベーション前平面図(設計図面)によると、いま見えている柱から30cm離れたところに柱が入っていて、そこに筋交いがたすき掛け(▲)で架かっていることになっています。
■リノベーション進捗状況:解体工事
壁の解体が始まっていますが、なにかおかしくないですか?

筋交いがたすき掛けになっていないように見えますが....。 
■リノベーション進捗状況:解体工事
設計図面によると画像②と同じように、こんな感じで筋交いがたすき掛けになっているはずなのですが....?
■リノベーション進捗状況:解体工事
どう見ても筋交いはたすき掛けではなく、1本ですよね。
■リノベーション進捗状況:解体工事
内部があらわになりました

筋交いはたすき掛けではなくシングルで、おまけにあるはずの図面①の青丸部分に柱がありません。

前回も書きましたが、設計図面なんてものはこんなもので、信用はせずにあくまで参考程度と考えなくてはいけません。
■リノベーション前:2階平面図
■リノベーションプラン :2階平面図
お客さまにはまだ断片的なプランしか見ていただいてなく、これから正式にプレゼンするわけですが、1階のプランはほぼ固まってきたので、次は2階のプランをご覧いただきます。
北側の洋室はご主人の寝室に、広い寝室の北側をお姉さんの部屋にすることまでは決まっていて、寝室の残りを奥さまと下のお子さんの寝室にするということまでは以前に書きました。

また、下のお子さんが成長するにつれて自分の部屋が欲しいとなった時のために、子供部屋をもう一つ造れるようにしておきたいというご要望があることも書きました。
■トイレ手洗器  ■トイレ手洗器 
■前回進捗状況:LDK北東 ■最新進捗状況:LDK北東
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