株式会社アイネックス 公式ブログ
2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区
使いやすいキッチン動線 冷蔵庫から食材を出す→洗う→下ごしらえ→調理→配膳
アイネックス小池です
「2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:1階平面図
■リノベーションプラン:1階平面図
前回見ていただいたプランです。
シュークロークはこれから考えますが、じめじめと湿気がすごくてカビ臭いということなので、現時点で換気扇の新設だけは明記してあります。
現状はありませんが、シュークロークには換気扇はマストですね。
これは新築工事時の設計ミスです。
引き続き、プランの変遷をご覧ください。
■リノベーションプラン:1階平面図
大きく変わったところが2ヶ所あります。
先ず、冷蔵庫の位置に合わせて、シンクとコンロの位置を反転させ、冷蔵庫から食材を出して、洗って、下ごしらえをして、調理するという理にかなった動線にしました。
したがって、リビングから見たときは、レンジフードが右になり、キッチン前の開口部(吊戸棚は付けないで、広く開け放つ予定)が左になるプランです。
デメリットとしては、リビングから冷蔵庫が丸見えになるという点ですかねー。
これはもう一つの大きく変わったところではありませんが、キッチンの前にカウンターを設置するプランに変わっています。
■リノベーションイメージ画像:リビングダイニングキッチン |
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お客さまからのイメージ画像を意識した、カウンターの形状になっていますが、あまりいいプランとは言えず、我ながら納得はしていません。
しかし、カウンターを設置することで、これまで手付かずだった、残るだろう2本の構造柱をカモフラージュするヒントが見つかったような気がします。
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もう一つ大きく変わったところとは、進行中のプランをお客さまはまだご覧になっていませんが、この時点で洗面室の入口を引き戸にしたいとの連絡がありました。
現状の洗面室が狭くて使いずらいとのことなので、そう考えるのはごもっともですね。
ということで、洗面脱衣室の入口を開き戸から引き戸に変えました。
■リノベーションプラン:洗面脱衣室 / トイレ |
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トイレの形が少し変形していますが、これは洗面脱衣室の入口を引き戸にしたためです。
引き戸側の柱が撤去できなく、柱の手前に引き戸を持ってくるとトイレの横幅が取れなくくなるので、引き戸は柱の後ろを通します。
結果、トイレは広くなり使いやすくなりますが、その分若干ですが、洗面脱衣室が狭くなります。
引き戸を引き込み戸にしてありますが、これは洗面台の後ろに壁がないと、引き戸との隙間に物を落としたら、拾えなくなるためです。
洗面台の後ろは、間違いなく壁が必要です。
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■リノベーション前:玄関ドア |
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■リノベーション前:玄関ドア |
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■透明熱処理ガラス |
■カスミ熱処理ガラス |
■チェッカーアクリル |
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■前回進捗状況:LDK北東 |
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■最新進捗状況:LDK北東 |
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