株式会社アイネックス ホーム 木造住宅の構造 筋交いが入っている構造壁を撤去して他の場所で耐震補強工事

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2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区

木造住宅の構造 筋交いが入っている構造壁を撤去して他の場所で耐震補強工事

アイネックス小池です

「2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:1階平面図
■リノベーションプラン:1階平面図
前回書きませんでしたが、リビングの東側の大きな窓2ヶ所に内窓(インナーサッシ)を設置して断熱効果を向上させます。
冬は寒くてしょうがないとのことなので、西側の2つの窓にも内窓の設置をお勧めするつもりです。

さて、前回最後に、このプランを実行するには問題点もあると書きました。
トイレの位置を変えて、既設トイレの東面の壁を撤去して、洗面脱衣室を広くするプランになっています。
■リノベーション前:1階平面図
既設トイレの東面の壁には▲のマークがあり、以前にご説明しましたが、これは筋交いがたすき掛け(ダブル)で入っている構造壁です。
この壁を撤去するわけです。

基本的に予算さえかければ、木造住宅の場合は通し柱や大黒柱といわれる構造体でなければ、撤去できない柱や筋交いはほとんどありません。
要は費用対効果の問題になります。

トイレ東面の筋交いが入っている壁を撤去して、どこか違うところで耐震補強をすることになりますが、そうは言っても、何処をどのように補強を行えばよいのかは私には分かりません。
心許ないのですが事実ですので....。

そこで持つべきものは良き友人です。
以前にも登場しましたが、私の中の良い友人に、国内で3本指に入る著名の構造設計士がいます。
プランが固まった時点で彼に相談することになります。
その耐震補強の方法は、また後日にでも必ず見ていただくことにします。

また、リノベーション前平面図の構造柱(赤)も撤去できないことはないのですが、やはり費用対効果の問題で、この2本の柱を撤去するには結構な予算がかかるので、これはプランニングでリカバリーしたいと思います。
■リノベーションイメージ画像:キッチンレンジフード下
以前に見ていただいたお客さまからのイメージ画像ですが、上記のキッチンレイアウトなら、こんな感じでレンジフードの下にブラックフレームにガラスをはめ込むのも素敵でしょうね。

簡単そうに見えますが、これって意外と見えがかりの納まりが難しいのです、実は。

まあ、腕の見せ所でしょうか....。
■リノベーション前:玄関ドア ■リノベーション前:玄関ドア
■透明熱処理ガラス ■カスミ熱処理ガラス ■チェッカーアクリル
■前回進捗状況:LDK北東 ■最新進捗状況:LDK北東
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