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2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区

広い部屋のリフォーム 子供部屋を増設~ベッドや勉強机、クローゼット、本棚の配置

アイネックス小池です

「2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:2階平面図
洋室をご主人の寝室、寝室の一部に子供部屋(姉)を1つ造ることは決まりました。
そして寝室の残ったスペースをお客さまと小4の男との子の寝室にするのですが、将来的にそれをまた2つに分けて、子供部屋をもう一つ造るプランができないかとのご要望があり、これは非常に難しいと前回書きました。
■リノベーション前:2階平面図
洗濯物を干すであろうバルコニーの位置や現状の寝室の形から考えると、お姉さんの部屋は自然と緑のところになり、広いようですがこれで約5.5帖です。

子供部屋を一つプランするにしても、はいここが子供部屋というのではなく、ベッドや勉強机、クローゼット、本棚、収納などの配置も同時にプランしなくてはプランとは言えませんよね。
それにベッドではなく蒲団派なら、押入も必要になります。
もちろん、今回もちゃんと考えてプランをしています。

そのため、子供部屋に物入がありますが、この物入をどう使うかということも重要になります。
以前にも書きましたが、間口半間(有効幅約80cm)、奥行半間(有効奥行約80cm)の物入は奥行が深いため、効率が悪くて非常に使いづらい空間です。

なおかつこの物入の壁は両方ともシングルの筋交(△マーク)が入っていて、おまけに柱(赤)は構造柱です。
筋交は撤去してほかで構造を補強できますが、さすがに構造柱は撤去することは可能ですが、予算がかかり過ぎて費用対効果を考えた場合、良策とは言えませんね。
そのため、構造柱は残してプランをすることにします。

難しいとしたのは、寝室の残ったスペースを将来的に2つに分けて、子供部屋をもう一つ造るプランです。
■リノベーション前:2階トイレ前室洗面
2階のトイレ前の洗面室ですが、ここに人が立つと狭くてトイレのドアも開けられない状態で、非常に使いづらいとのことです。

図面でもその狭さが分かりますね。

本来メインの洗面台は1階ですが、1階の洗面室も決して広いとは言えず使いづらいため、2階の洗面台の使用頻度が高くなっているそうです。

今回1階の洗面室は使いやすくリノベーションをしますが、それでも2階の洗面室も改善する必要がありますね。

もう少しトイレのドアとの距離を広げたいものです。
■リノベーション前:リビング ■リノベーション前:リビング
■リノベーション前:1階平面図
■透明熱処理ガラス ■カスミ熱処理ガラス ■チェッカーアクリル
■前回進捗状況:LDK北東 ■最新進捗状況:LDK北東
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