株式会社アイネックス ホーム トイレ空間のデザイン 暖色か寒色か?それとも無彩色をデザインカラーに使うか?

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2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区

トイレ空間のデザイン 暖色か寒色か?それとも無彩色をデザインカラーに使うか?

アイネックス小池です

「2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:1階平面図
トイレにはどんなイメージを持たれているのでしょうか。
■リノベーション前:1階トイレ ■リノベーション前:1階トイレ
リノベーション前の1階のトイレは、花柄の陶器製の手洗器とミラーフレームに加え、ピンクの壁紙に花柄のアクセントクロスを使っていたりと、暖色系のメルヘンチックな空間です。

床はテラコッタ調のクッションフロアですが、どちらかというとテラコッタもメルヘンチックな仲間ではないでしょうか。
失礼ですが、お客さまのイメージではないのですがね~。

この段階で2、3回ほどお客さまにはお会いしてますが、服装のイメージからはメルヘンチックな空間が想像できないのですがね~。
どちらかと言うと、ピンクハウス的な服を着てそうな感じのインテリア、という感じです。
■暖色・寒色・中性色
先ほど暖色という言葉が出たので、ちょっと色について。

この表はレインボウカラー、赤橙黄緑青藍紫、セキトウオウリョクセイランシと覚えたと思いますが、それをもっと細分化したものです。

リノベーション前のトイレは、赤、橙(だいだい)~黄色系の、視覚的に暖かみのある暖色系統です。

メルヘンチックと表現したのは色もそうですが、どちらかというと花柄の要素の方が大きいですかね。
暖色に対して、青緑、青~青紫など、視覚的に涼しさや冷たさを感じる色が寒色です。
また、黄緑、緑~紫などの、暖色にも寒色にも属さない色が中性色ですね。

暖色、寒色、中性色で言えばトイレ空間は、暖色系にする人の方が多いかと思いますが、白~灰色~黒の無彩色をキーカラーに使うのもとても人気がありますね。

プチ情報ですが、上の表で向かいにある色、例えば赤の向かいは緑ですが、互いの反対に位置する色を反対色といい、互いに反対側の色をより際立たせるという効果があると言われています。

以前は手術着に緑を着用してましたが、これは赤を際立たせて、出血の量を明確に把握するためです。
しかし、現在では逆に執刀医の焦りを誘うとのことで、その限りではなくなっていますね。
■リノベーション:台所・キッチン イメージ画像4 ■台所・キッチン イメージ画像5
■透明熱処理ガラス ■カスミ熱処理ガラス ■チェッカーアクリル
■リノベーション前:2階平面図
■前回進捗状況:LDK北東 ■最新進捗状況:LDK北東
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