株式会社アイネックス 公式ブログ
2階建て住宅のリノベーション 居住空間の動線を考える in 杉並区
吹き抜けがある素敵な空間 吹き抜けのメリットとデメリットどっちを優先するか?
アイネックス小池です
「2階建て住宅のリノベーション 住まい空間の動線を考える in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:1階平面図
■リノベーション前:リビング |
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配線ダクト(ライティングレール)にあるスポットライトがリビングの照明ということを前回書きました。
ご覧のように、向かって左側が吹き抜けになっています。
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■リノベーション前:リビング吹き抜け |
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■リノベーション前:リビング吹き抜け |
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こんな感じに吹き抜けになっています。
ちょうどいい位置にシーリングライトを設定できないので、配線ダクト+スポットライトを使っているのですね。
それでは2階の平面図を見てみましょう。
■リノベーション前:2階平面図
■リノベーション前:リビング 2階渡り廊下 |
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寝室とバルコニーを結ぶ渡り廊下です。
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■リノベーション前:リビング吹き抜け |
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渡り廊下からの画像です。
建物の造りがおおよそ把握できたのではないでしょうか。
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吹き抜けがあると空間が広がり、とても素敵なイメージがありますが、一方でデメリットもあります。
まず第一に冷暖房の効率が悪いということ。
そして今回のように使える照明が限られる。
さらに言えば、掃除が大変というか、自分では掃除ができないところがある、などなどです。
このあたりは、やたらと吹き抜けを造りたがる設計士さんは如何に考えているのでしょうか....。
リノベーション前の平面図に戻って、少し補足説明をさせていただきます。
1階平面図には▲、2階には△が要所にあります。
■筋交 |
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■筋交 たすき掛け |
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▲△は筋交(すじかい)を入れる壁で、ここは耐力壁になってますよという意味です。
1階の▲は筋交をたすき掛け(右画像)で、2階の△はシングル(左画像)で入っています。
筋交いをたくさん入れると地震に強い建物になりますが、だからといってむやみやたらに入れるのではなく、筋交いはバランスよく入れることが前提です。
■前回進捗状況:LDK北東 |
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■最新進捗状況:LDK北東 |
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