株式会社アイネックス ホーム 戸建住宅リノベーション キッチン施工前事前工事~キッチンパネルと亀裂誘発目地

株式会社アイネックス 公式ブログ

ご実家を大々的にリノベーション  大切なものは残してレガシーに! in 杉並区

戸建住宅リノベーション キッチン施工前事前工事~キッチンパネルと亀裂誘発目地

アイネックス小池です

「ご実家を大々的にリノベーション  大切なものは残してレガシーに! in 杉並区」の続きです。
引き続きリノベ現場の進捗状況を見ていただきます。
■リノベーションプラン:1階平面図
1階は木工事(大工の工事)が終わって、キッチンや造作家具を設置するための事前工事を行っています。
■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事 ■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事
キッチンの外壁側の壁です。
この壁面の上下にキッチンキャビネットを設置して、間にはキッチンパネルを貼ります。
窓回りはフラットなので、何かしらキッチンパネルを見切るものが必要です。
■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事
窓枠を取り付けているところです。

これで窓枠がキッチンパネルの見切になります。
■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事
窓枠の取付が終わりました。

壁より窓枠が10mm出っ張っています。
キッチンパネルの厚さは接着剤を含んで4~5mmなので、施工後の窓枠の出は約5mmとなり、一番美しい納まりになります。

窓枠は薄いグレーですが、さて何色のキッチンパネルを使うのでしょうか?
■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事
キッチン施工の事前工事、キッチンパネルの取付工事が始まりました。

キッチンパネルの施工範囲は、プラン図面にあるように向かって右の袖壁と正面です。

正面のキッチンパネルはキッチンカウンターと吊戸棚の間なので、施工後に貼りますが、右の袖壁は先行して貼っておいて、カウンターとキャビネットをキッチンパネルに押し当てます。

そうすることで隙間がなく、きれいな納まりになります。

いまは専用接着剤を壁に塗布していますが、塗布後すぐにキッチンパネルを貼れるように、足元には所定のサイズにカットされたキッチンパネルが置いてあります。
■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事
袖壁のキッチンパネルの施工範囲は奥行があるため、縦に2枚貼りますが、まず右側の1枚を貼り終わりました。。

職人さんが使っている工具は、私たちは「タコ」と呼んでますが、鏡の取付工事で使う バキュームリフター というものです。
■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事
同じ手順で、左のキッチンパネルを圧着しています。
■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事
袖壁のキッチンパネルを貼り終わりました。

2枚のキッチンパネルの間(矢印)に何か挟まっているように見えます。
■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事
キッチンパネルの端材を挟んであります。

キッチンパネルとキッチンパネルを突き合わせて貼った場合、地震などで建物が揺れた際に逃げ場がなく、突き合わせ部分が破損する可能性があります。

そのため薄いものを挟んでおき、施工後に抜いて、コーキングを打って目地を取ります。

タイルを張り詰める際も3mぐらいの間隔で、逃げ(亀裂誘発目地)を取りますが、それと同じ考え方です。
■リノベーション進捗状況:キッチン施工事前工事
キッチン施工前の事前工事が終わりました。

それを待つように、現場にはキッチンが納品されました。
前の記事 ・・・・・・・・・・・ 次の記事