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ご実家を大々的にリノベーション  大切なものは残してレガシーに! in 杉並区

戸建住宅リノベーション 必要な明るさ・照明の配置などリフォーム工事の照明計画

アイネックス小池です

「ご実家を大々的にリノベーション  大切なものは残してレガシーに! in 杉並区」の続きです。
今日は照明計画の重要性をお話させていただきます。
全灯 電球色 電球色(暗め)
1996年にLED照明が誕生して(原型は白色LED)、わずか十数年で世界の照明は、白熱灯・蛍光灯からLEDに取って代わりました。

LED照明はリモコン操作で瞬時に調光や調色ができるので、上の画像のようにシーンに合わせて光を選べます。
全灯は空間全体を明るくするので、文字が読みやすく、読書や勉強も楽しくなります。
また、全灯時の1.3倍に明るさをアップする機能もあるので、手芸や裁縫など手元を照らし、細かな作業もしやすくなります。

電球色は暖かみのある落ち着いた明かりで、空間をムーディに演出します。
電球色の調光を切り替えれば、手元や足元を確認できる程度の明るさにすることが可能で、よりしっとりした空間が深まります。

照明はお家をオシャレに演出するデザイン的な効果もありますが、十分な明るさを確保していないと、日常生活での作業に支障をきたし、危険さえ伴います。
特にご高齢者が同居する場合、足元や手元の明かりはとても重要で、明るさが十分でないと転倒事故などにつながる可能性もあります。

必要な明るさ、使用する照明の種類や配置は、お住まいになる方の年齢や家族構成、ライフスタイルによって異なるため、居住空間のイメージや用途に合わせて検討する必要があります。

前回も書きましたが、後から照明で困ることがないように、事前に緻密な照明計画を立てておくことはとても大切です。

以下に一般的な照明の特徴を簡単にまとめてみました。
■シーリングライト
天井に直接設置する照明で、部屋全体を明るくします。
リビングや居室などによく使われます。
■ダウンライト
天井(勾配天井含む)に埋め込むことで、照明が目立たなくなります。

シーリングライトと異なり天井面をすっきり見せるので、空間が広く感じるようになります。

以前は補助的に使われることが多かったのですが、最近は複数台配置してメイン照明として使うようにもなりました。
■スポットライト
文字通り特定の場所を照らす照明で、ライトアップしてオブジェ(オブジェクト)を引き立てるときによく使われます。

また壁を照射して、デザイン的に使われることもあります。
■ペンダントライト
天井から吊り下げる照明で、以前は部屋のメイン照明として使うことも珍しくありませんでした。

デザイン性に優れた商品も多く、ダイニングテーブルの上にオシャレなペンダントライトを吊るすお客さまが最近は多いですね。
■ブラケットライト
壁面に設置する照明で、一般的には補助照明として使われます。

部屋の壁やオブジェなどを間接的に照らすことで意図的に影を創ってみたり、雰囲気のある光を演出できる照明です。
■シーリングライト
書斎の入口側からバルコニー方向の画像です。

青はダウンライト、赤はローゼット(引掛けシーリング)用の電灯配線です。
照明計画図面を見ていただくと、ダウンライトのセンターにローゼットがあります。

当初彼女(お客さま)は4ヶ所のダウンライトだけで、ローゼットは要らないと言ってましたが、最終的にシーリングファンを吊るすとのことです。
■リノベーション進捗状況:玄関三和土タイル ■リノベーション進捗状況:玄関三和土タイル
■リノベーション前1階平面図(既存図)
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