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デザインの良いトイレの手洗いカウンター vol.Ⅱ

どうすればコーキング(シリコン)の幅を細くしてデザイン良く見せるか?

■トイレ手洗いカウンター
アイネックス小池です

それでは、この左右のコーキングの幅を細くして、デザインをよくするかということでしたね。
■トイレ手洗いカウンターのコーキング(シリコン)
こんなに太くコーキングしてありますが、いずれ黄ばんで汚くなり、デザインを著しく低下させます。

皆さんのお宅にも黄ばんだシリコンがないですか?
できればコーキング(シリコン)は使わないのがベストで、使う場合は極力細く打つことが鉄則と私は考えています。

そもそもドア枠とカウンターが干渉しているので、角をカットしていることも大問題です。
■トイレ手洗いカウンター
カウンターを加工してしまい形状が長方形じゃないから、余計に壁と壁の間にすっぽりと納められなくなるのです。

要は画像の緑ラインのように、カウンターを長方形にするばいいのです。
■トイレ手洗いカウンター:既存図
現状は図面のようにカウンターの角をカットしてあり、左右には幅広のコーキングを打ってあります。
■トイレ手洗いカウンター:対策図面
基本的なことでドア枠と干渉している分(Y)だけ、カウンターの後ろをカットしておけばいいのです。
たったこれだけのことです!
カウンターの角をカットするのと何ら手間は変わりません。
これは施工業者のデザインに対してのハートの問題です。
■トイレ手洗いカウンター:対策図面
たったこれだけでカウンターは長方形になるので、壁と壁の間にすっぽりと納めやすくなるため、大袈裟な逃げ(クリアランス)を取る必要がなくなり、結果コーキング(シリコン)の幅を細くできます。
簡単でしょ!
要はデザインに対する気持ちの問題なのですね。
■トイレ手洗いカウンター
それともう一つ、このゴミ箱もいただけないですね。
美観も悪く、邪魔です。
■トイレ手洗いカウンター ■トイレ手洗いカウンター
キャビネットの中は、単純に配管スペースになっているだけです。
■トイレ手洗いカウンター:排水ボトルトラップ
このボトルトラップを使って、キャビネットも付けないで露出させてしまえばいいのです。
キャビネットも不要になるので、コストダウンになり一石二鳥です。
■排水ボトルトラップ:杉並区M邸 ■排水ボトルトラップ:杉並区U邸
こんな感じでボトルトラップはデザインが良いので、露出させて使うためのものです。
それでカウンターの下にゴミ箱を置けば邪魔にならないし、完璧だと思うのですが....
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