株式会社アイネックス 公式ブログ
ご実家を大々的にリノベーション 大切なものは残してレガシーに! in 杉並区
戸建住宅・マンションのリノベーション 繊維系断熱材、ロックウールとグラスウール
アイネックス小池です
「ご実家を大々的にリノベーション 大切なものは残してレガシーに! in 杉並区」の続きです。
引き続きリノベーション現場の進捗状況をご覧いただきます。
■1階リノベーションプラン:平面図
■2階リノベーションプラン:平面図
■リノベーション進捗状況:台所既存断熱材 |
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解体工事後のリフォーム現場で、「断熱材も交換するのですか?」とお客さまに聞かれることがあります。
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まず言えることは、無機質繊維系断熱材は施工さえ正しく行なえば、半永久的に耐久性を保ちます。
それでは、無機質繊維系断熱材とは何でしょうか?
■リノベーション断熱材:ロックウール |
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■リノベーション断熱材:グラスウール |
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ロックウールもグラスウールも両方とも無機質繊維系断熱材です。
ロックウールは玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成される鉱物繊維です。
またグラスウールは、廃ガラスを融解、牽引して繊維状にしたガラス繊維で、両方とも綿を固めたような形状をしています。
どちらも繊維の隙間に大量に抱き込んだ空気によって、熱の移動を抑えることで断熱性能を発揮します。
ロックウール及びグラスウールの断熱性能は10Kとか32Kと表示されますが、「K」は断熱材の密度を表していて、数値が大きいほど密度が高くなります。
高密度の方が熱移動が小さくなるため断熱性が良く、密度が低くなると熱移動が大きくなり断熱性も低下します。
湿気などで無機質繊維系断熱材の中に水が入ると、断熱材が潰れて繊維間の空気層が小さくなり、断熱性能が著しく低下してしまいます。
ロックウールは撥水性に優れていて、水の影響を受けにくいというメリットがありますが、コスト面ではグラスウールより少し高めになります。
耐熱温度は、ロックウールが600℃、グラスウールが350℃なので、どちらも十分な耐熱温度が有り、レンジフードや給湯器の排気ダクトの保護材として使われます。
またロックウールやグラスウールは、アスベストと異なり発がん性がないというのも大きな特徴です。
■リノベーション前コロニアル屋根 |
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外壁と屋根の色も決まりましたのでご覧いただきます。
リノベ前のコロニアル屋根ですが、遠目からも結構劣化が進んでいるように見えます。
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■リノベーション前外壁 |
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リノベ前の外壁です。 築40年以上経ちますが、見た感じではそれほど状態は悪くないので、過去に2回はメンテナンスをしているはずです。
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■リノベーションプラン:外壁塗装色 |
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外壁には薄いグレーのシリコン塗料を使います。
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■2階リノベーション前平面図(既存図)
図面にある「物干しワイヤー」は『室内に洗濯物を干す画期的な物干し金物~使うときだけワイヤーを伸ばして干す』 をご覧ください。
洗濯機が決まってないので、乾燥機を設置する棚板の位置が未定ということは分かりますが、棚板の色も打合せによるとはどういうことでしょうか?
お客さまからご要望がなければ、通常乾燥機を置く棚は白を使います。
ちょうどこのプランを描いているときは、収納の建具(開き扉)の色を決めている最中で、合わせて収納内部の棚板も白ではない色をという話が出ていました。
結局それは実現され、棚板も色を変えることで決定したので見ていただきます。
■ 【更新】 リノベーションプラン:2階平面図
■リノベプラン施工中:現場調査 |
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■リノベプラン施工中:現場調査 |
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■ 【更新】 リノベーションプラン:1階平面図
■ 【更新】 リノベーションプラン:1階平面図