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ご実家を大々的にリノベーション  大切なものは残してレガシーに! in 杉並区

戸建住宅・マンションのリノベーション 階段の天井デザイン:圧迫感がなく安全歩行

アイネックス小池です

「ご実家を大々的にリノベーション  大切なものは残してレガシーに! in 杉並区」の続きです。
■ 2階リノベーション前平面図(既存図)
■2階リノベーションプラン:最新版
■リノベーションプラン:階段天井とゲストルーム入口
ゲストルーム開き戸にある赤線が既存物入1の床位置です。

これを跨げるぐらいの高さにするわけですが、もう少し具体的に説明させていただきます。
■リノベーションプラン:階段天井とゲストルーム入口
赤線が物入1の床位置で、黒太線が階段の天井位置です。

単純に現状のままだと、ゲストルームの入口が床から635mm高くなり、とても使えるものではありません。

ポイントは天井と物入の床の間にある250mmをいかに小さくして(a)、階段使用時に圧迫感を感じないようにする(b)かです。
■リノベーションプラン:階段天井とゲストルーム入口
階段の天井の位置を下げて、bの距離を圧迫感が出ないようにするのですが、最低でも2mは確保したいです。

aは天井とゲストルームの床位置の距離ですが、ここは歩行する部分なので、極力小さくしたいですが耐荷重性の方が重要になります。

そしてabをクリアーした結果が187mmになりました。
■リノベーションプラン:ゲストルーム入口段差
2階廊下の展開図です。

ということで、ゲストルームの入口は廊下と187mmの段差が生じます。

この187mmが、abをクリアーして、廊下との段差を最小限にするマックスの数値です。
それでも187mmの段差が付いてしまいますが、これは来客があった際に使用するゲストルームで、日常の生活で使用する居室ではないというのがポイントです。

毎日入退室する部屋の入口に187mmの段差があっては使いづらくてしょうがないので、根本的にプランを変えざるを得ないですね。
■リノベプラン:階段天井とゲストルーム入口 ■リノベプラン:階段天井とゲストルーム入口
■1階リノベーションプラン:最新版
■ 【更新】 リノベーションプラン:2階平面図
■1階リノベーション前平面図(既存図)
■リノベプラン施工中:現場調査 ■リノベプラン施工中:現場調査
■ 【更新】 リノベーションプラン:1階平面図
■ 【更新】 リノベーションプラン:1階平面図
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