株式会社アイネックス 公式ブログ
ご実家を大々的にリノベーション 大切なものは残してレガシーに! in 杉並区
戸建住宅・マンションのリノベーション 既存の家具に新しく造作材を付け足して一体化
アイネックス小池です
「ご実家を大々的にリノベーション 大切なものは残してレガシーに! in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:1階平面図
■リノベーションプラン:1階平面図
新築工事の設計図とは違いリフォーム工事図面の寸法線は、プランを遂行するにあたり絶対的な必要数値を表していて、その必要寸法通りに施工するためには、同時に「逃げ~誤差を吸収する場所」を用意しておかないといけない、ということをご理解いただけたでしょうか。
それではリノベーションプランに戻ります。
キッチンのレイアウト、浴室、洗面台、便器の配置は凡そ上記のプランで固まってきましたが、それ以外にも少しずつ動きがあるので見ていただきます。
■リノベーション改定プラン:1階平面図
分かりますか?
前から言っていたピアノの横の壁がなくなりました。
既存のピアノを残す残さないに拘わらず、この壁はないほうがリビングに入ったときの景色が開けますよね。
これは相当大きい変化です。
玄関の方にも進展があります。
■リノベーション改定プラン:玄関
■リノベーション前:玄関下駄箱 |
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■リノベーション前:玄関下駄箱 |
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この下駄箱を加工して再使用する案です。
既存の下駄箱を左の壁から切り離して、傘立が置けるぐらいのスペースを開けて再設置し、右の余ったところは造作材を入れて一体化しようとするものです。
うまく一体化させるために、造作材を含めて既存下駄箱の上に新しく天然石を被せて貼るというプランです。
既存下駄箱の扉と新設の造作材がうまく融合するか?
これは難題ですねー。
■リノベーションプラン:窓納まり |
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便器の横の壁が窓にかかるという点です。 この窓は引違いで3分の2以上が洗面脱衣室側にあるので、開き動作に関しては問題はありません。
お客さまは見た目、そうデザイン的なことを気にされています。
リフォームなので使いやすさ、住みやすさを優先した場合、新築工事とは異なり、このようなケースが頻繁に発生します。
デザイン的に完璧とはいきませんが、何百回とこなしてきているので、お客さまが懸念されるようなことはありません。
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