株式会社アイネックス 公式ブログ
ご実家を大々的にリノベーション 大切なものは残してレガシーに! in 杉並区
戸建住宅用とマンション用のユニットバスでは設置に必要な最低寸法が異なる
アイネックス小池です
「ご実家を大々的にリノベーション 大切なものは残してレガシーに! in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:1階平面図
■リノベーションプラン:1階平面図
■リノベーションプラン:ユニットバス設置Ⅰ
それでは、昨日の芯々寸法1820mmに1317サイズのユニットバスの長辺方向(17)を納める云々....の続きを。
■リノベーションプラン:ユニットバス設置Ⅱ
1317サイズのユニットバスに必要な最低必要寸法は、通常の算出方法をあてはめると長辺方向は約1750mmになり、今回の躯体柱間の寸法は1715mmのため設置不可となります。
以前にも同じようなことがありました。
数年前のことですが、寒くてしょうがないので在来式浴室をユニットバスにリフォームしたいというご依頼をいただいたきました。
現調を兼ねて打合せにお伺いした際に、当案件と同じ芯々1820mmに納まるユニットバスで、出来るだけ大きくしたいので、1316サイズで見積りをしてほしいとのことでした。
ここで注目してほしいのが、端から1316サイズをご指定されたことです。
ここでは短辺方向の13は無視して、長辺方向16を取り上げます。
実は戸建住宅用のユニットバスの長辺方向17は、室内有効寸法が1700mmではなく、1650mmなのです。
従いまして、設置に必要な最低寸法も1700mmになります。
話を聞いてみると、どうやらアイネックスの前に別のリフォーム店に見積りをしてもらっていて、最大に広くして1316サイズと言われたようです。
ここで見違えていけないのは、マンション用のユニットバスの長辺方向17の室内寸法は1700mmで、最低必要寸法は約1750mmとなり、戸建住宅とマンション用では異なるという点です。
皆さんには必要がない情報かもしれませんが、プロのリフォーム店にしても未熟な担当者ではこんなこともあるので、知っておいて役に立つときが来るかもしれませんよ。
■リノベーションプラン:ユニットバス設置Ⅲ
ということで、1317サイズのユニットバスが無事に納まるということです。
■リノベーションプラン:窓納まり |
|
|
|
|
便器の横の壁が窓にかかるという点です。 この窓は引違いで3分の2以上が洗面脱衣室側にあるので、開き動作に関しては問題はありません。
お客さまは見た目、そうデザイン的なことを気にされています。
リフォームなので使いやすさ、住みやすさを優先した場合、新築工事とは異なり、このようなケースが頻繁に発生します。
デザイン的に完璧とはいきませんが、何百回とこなしてきているので、お客さまが懸念されるようなことはありません。
|
■リノベーションプラン:室内物干し |
|
■リノベーションプラン:室内物干し |
|
|
|