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ご実家を大々的にリノベーション  大切なものは残してレガシーに! in 杉並区

戸建住宅・マンションのリノベーション トイレは手洗器付タンクかカウンター式か?

アイネックス小池です

「ご実家を大々的にリノベーション  大切なものは残してレガシーに! in 杉並区」の続きです。
■リノベーション前:2階平面図
引き続き、2階リノベーションプランの概要です。
■リノベーションプラン:2階平面図
寝室1のウォークインクローゼットを広くするために、トイレを和室の押入のところに移動します。
また、トイレの手洗器はタンクに付いているのではなく、独立したカウンタータイプの手洗器にしたいというご要望があります。
そのため、ウォークインクローゼットの壁をクランク状にしてあります。

トイレの間口は芯々910mm(通り芯と通り芯間の寸法)なので、有効寸法は780mmと考えてください。
木造住宅においては、トイレの間口を半間(芯々910mm 有効幅78cm)に設定している場合が大半です。
78cmの間口に対して、カウンター式手洗器を設置すると非常に窮屈になってしまいます。
木造住宅の芯々寸法と有効寸法との単語が出てきましたので、ちょっとプチ情報を書きます。
■木造住宅:芯々寸法と有効寸法
これは憶えておいて損はないと思います。
大半の木造住宅は太さ105mm×105mmの柱を立てて、建物の内側には12.5mmのプラスターボードを貼ります。
芯々寸法の芯とは通り芯のことで、上の図面の一点鎖線が通り芯です。
柱は柱の中心を通り芯の線上に立てます。

先ほど芯々910mmの場合、有効寸法は780mmと書きました。
これにはちゃんとした定義があります。
910mmから柱幅の半分52.5mm+プラスターボード12.5mm=65mmを両側分の130mmを引いた寸法です。
あくまで図面上の数値ですが、木造住宅の場合、芯々寸法から130mmを引いた数値が有効寸法になります。

イレギュラーの場合もあるので、明日もう少しご説明させていただきます。
■リノベーションプラン:洗濯作業動線
雨の日の洗濯物....、梅雨どきは本当に大変ですよね(私はやらないけど、悪しからず)。

お客さまは3段階で構え打ちます。

第1段階は、洗濯乾燥機です。 ガスでいくか、電気にするか未定とのことですが、設置は必須とのことです。
ガスか電気かによって使用する設備が変わってきます。
ガスの場合は専用の排気ダクトを設置しなければならず、電気なら200Vの専用コンセントが必要になります。
■リノベーションプラン:室内物干し ■リノベーションプラン:室内物干し
■リノベーションプラン:1階平面図
アイランド=島にしたら、このようなレイアウトになります。
そうなると、ダイニングテーブル&チェアもピアノ側に最低60cmは寄せることになり、この辺りはスペースが広いのでまだ余裕がありますが、シンクの横の作業スペースはその分(60cm)狭くなります。

先に申し上げましたが、あくまでこれは一番最初のたたき台プランなので、キッチンのレイアウトなどを含めて、これから壮大な打合せを行う必要があります。
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