株式会社アイネックス ホーム ワークスペース新設リフォーム 造作家具本棚 ユニット組み立てとノックダウン方式

株式会社アイネックス 公式ブログ

テレワーク中の自宅にワークスペース オシャレに生活と仕事の場を分離

ワークスペース新設リフォーム 造作家具本棚 ユニット組み立てとノックダウン方式

アイネックス小池です

「テレワーク中の自宅にワークスペース オシャレに生活と仕事の場を分離」の続きです。
リフォーム前平面図:不動産販売図面
リビングダイニングの一角(図面緑枠部分)にワークスペースを造設するリフォーム工事が始まりました。

それでは工事現場を見ていただきます。
リフォームプラン:ワークスペース回り平面図
リフォーム大工工事:間仕切り壁造作工事
本棚の左横の袖壁が立ち、間仕切り壁の位置が確定したところで本棚を取り付けます。

壁と壁にぴったりの本棚にしたいとのことで、造作家具で本棚を設置します。
画像① リフォームプラン:造作工事 本棚
造作家具・本棚のプラン図面です。

壁と壁のスパン2423mmに対して、本棚本体は2410mmで左に13mmの調整材を入れます。
リフォーム造作家具工事:本棚
造作家具、本棚の搬入が始まりました。
本棚は濃いブラウンの木目です。

あれっ、なんかおかしいと思いませんか?
リフォームプラン:造作工事 本棚
以前に見ていただいたユニット割りの図面です。

トールキャビネット3台と梁部のキャビネット1台、計4台と台輪(巾木)、天井幕板、調整材を製作して現場で完成させるとご紹介しました。
しかし、搬入しているのはパネル材で、ユニットは見当たりません。
画像①の本棚プラン図面を見ていただくと、縦パネルの厚みは40mmになっています。
この40mmの縦パネルの製作方法で工場から連絡があり、結果ユニットではなくパネルで現場に持ち込んで、現場でノックダウンで組み立てることになりました。

何を言わんとしているのか分からないですよね?
リフォームプラン:造作工事 本棚 リフォームプラン:造作工事 本棚
まず左図からご説明させていただきますが、隣り合うユニットの真ん中になる縦パネルが繋ぎ合わしたときに40mmになるように、それぞれ20mmで製作することになります。
このとき20mmの縦パネルは両方とも小口を化粧していません。
化粧をしていないとは、極端に言うとベニアのままということです。

右画像に移って、ユニットを繋ぎ合わして40mmの縦パネルが完成したら、小口テープを貼って化粧をするという方法です。

確かに現場できれいに小口テープを貼るのは、非常に難しく神経の使う作業です。
そのため、工場で全部小口の化粧を済ましたパネル材を持ち込んで、現場でノックダウンした方が方式で組み立てた方が作業性がいいということになった次第です。

皆さんはそんなものかと思うかもしれませんが、ユニットで持ち込んで繋ぎ合わせた方がよっぽど作業性がよく、ノックダウンの方が倍以上の手間がかかります。
リフォームプラン:ワークスペース回り平面図
壁があったところはちょうどワークスペースの入口ぐらいまでのL型部分です。
L字の縦線のところはフローリングもフローリング下地もなく、L字の横線のところは傷状の白い線があるといった状態です。
リフォームに対してのご要望
前の記事 ・・・・・・・・・・・ 次の記事