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2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅

ロフト用の階段造作リフォーム~壁の中に荷重を受ける金物を隠蔽してデザイン重視

アイネックス小池です

「2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅」、施工シーンの続きです。
■リフォーム前2階平面図(建築図面)
今回リフォーム最大の見せ場、ロフト用の階段を造作する工事が始まりました。
リフォーム前:アルミ梯子&ロフト リフォーム前:アルミ梯子&ロフト
このアルミ梯子を処分、しっかりした階段を造って、安全なロフトの昇降を可能にします。
リフォームプラン 2階平面図:ロフト用階段造作工事
リフォームプラン 2階展開図:ロフト用階段造作工事
リフォーム大工工事:ロフト用階段造作工事
新設する階段の踊り場付近で、大工さんが作業しています。

左のボードを剥がしてあるところが、新設する階段からロフトの入り口になります。
リフォーム大工工事:ロフト用階段造作工事
壁が長方形で開口されています。
展開図にあるBのスチール土台受金物を壁の中に取り付けるためです。

スチール土台受金物の取付に関しましては、2021/08/14「ロフト用階段を新設リフォーム~建具枠の上で荷重を受ける場合の建具への影響回避」をご覧ください。
リフォーム大工工事:ロフト用階段造作工事 リフォーム大工工事:ロフト用階段造作工事
リフォーム大工工事:ロフト用階段造作工事
Aがスチール土台受金物です。
この土台受金物は左右の構造材に固定して、下方向には荷重がかからないようにしてあります。

Bは引き戸枠Cを上から吊るしている既存の横桟で、土台受金物を使わずに直接土台D(画像の土台は仮材)を横桟Bで受けると、赤方向に荷重がかかり、結果Cが下がって引き戸の建付けが間違いなく悪くなります。
このように壁の中で細工を施して、ごっついスチール土台受金物を隠蔽することで、スッキリしたデザインに仕上がります。
リフォーム大工工事:ロフト用階段造作工事
階段を支える生命線ともいえる柱が、既存の腰壁に抱き合わるように立っています。
リフォーム大工工事:ロフト用階段造作工事
サンドイッチされている白い部材は既存のプラスターボードです。

プラスターボードから左が既存の腰壁ということになります。
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