株式会社アイネックス ホーム >  収納を増やすリフォーム~既存の収納をオシャレに、有効的に使うリフォーム計画

株式会社アイネックス 公式ブログ

2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅

収納を増やすリフォーム~既存の収納をオシャレに、有効的に使うリフォーム計画

アイネックス小池です

「2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅」の続きです。

1階、2階のリフォームプランを一通りご覧いただいたので、現場の施工シーンを見ていただきます。
その前にしばらく間が開いたので、ロフト用階段以外のプランをおさらいしておきます。
■リフォーム前1階平面図(建築図面)
1階のリフォームに対してのお客さまのご要望は、
1.トイレに収納(吊戸棚でも可)がほしい
2.玄関(外)に人感センサー付照明を設置したい
3.玄関三和土(たたき)のダウンライトを人感センサー付に交換したい
4.洗面脱衣室(水色)に収納がほしい
という内容です。

1~3は特にプランを作る必要はありませんが、「4.洗面脱衣室(水色)に収納がほしい」はしっかりしたリフォームプラン図面がないと工事を進めることができません。
リフォーム前1階平面図(建築図面)
本文中に何度もいい加減さを指摘しましたが、この図面は売買契約で使用された正式な図面です。

洗面室に収納がほしいとのことですが、考えられる設置スペースはAとBしかありません。
しかしAは洗面室の入口、Bは浴室の入口で、両方とも収納を新設することは不可能です。

そこで目を付けたのが寝室のクローゼット(緑)です。
クローゼットを改造して、一部洗面室側から使うというものです。
リフォーム前1階平面図(建築図面)
あろうことかクローゼットの中にPS(パイプスペース)がありました。
まさしくこのスペースを使う予定だったので、愕然としました。

これまで建売住宅のいい加減な図面を山のように見てきましたが、売買契約の図面にPSが抜けているのは流石に初めてです。

リフォーム前:クローゼット内部
これが問題のPSです。
これで予定していた新設する収納は、幅が半分近くも小さくなるのを余儀なくされました。
リフォームプラン平面図:洗面室収納新設
このように寝室のクローゼットの一部を洗面室側から使用する収納に改造します。

もともと寝室のクローゼットは和室の押入と同じ奥行があるため、クローゼットとしては使いやすいとは言えないものでした。
しかしリフォーム後は一般的なクローゼットの奥行になるので、かえって使いやすくなりますね。
リフォームプラン ロフト用階段:展開図2 リフォームプラン ロフト用階段:展開図3
リフォームプラン :ダイニング断面図 リフォームプラン :現調後ダイニング断面図
・・・・・・・・・・・ 前の記事
次の記事 ・・・・・・・・・・・ 前の記事