株式会社アイネックス 公式ブログ
2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅
ロフト用階段を新設リフォーム~最初の内覧時の記録と記憶で見積りとプランを作る
アイネックス小池です
「2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅」の続きです。
■リフォーム前平面図(建築図面兼販売図面)
リフォーム前:アルミ梯子&ロフト |
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リフォーム前:アルミ梯子&ロフト |
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ロフトの昇降に関するリフォーム:アルミ梯子ではなく手摺がある階段を新設
これまで見ていただいた内容で概ねプランは確定して、お客さまにもプランや見積りの承諾をいただきました。
リフォームプラン :スチール手摺ベース |
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リフォームプラン :スチール手摺ベース |
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アイアン手摺寸法の詳細も決まり、あとは契約を済まして工程を組むところまで来ました。
と思ったのですが....
当シリーズの書き出しのときに、ロフトの上り口はダイニングにあり、ダイニングは勾配天井になっていることを書きました。
実はこの時点では、勾配がどれほどの程度のものか把握していませんでした。
余程のことがない限り、最初の内覧のときの記録と記憶でプランと見積り作業を行います。
しかし、今回の内覧は不動産会社の事情により、時間の関係で必要箇所の採寸程度のものでした。
そのため、この時点では「確か勾配天井になっていたな」ぐらいの感覚でしたが、契約を控え急に不安になってきました。
つい先日物件はお客さまに引き渡しされたと聞いていたため、急遽再現調に行くことに....
リフォーム前:ダイニング断面図 |
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そしてこの図面が、2021/07/16「屋根裏収納やロフトを造作するリフォーム~ハシゴや階段を掛ける位置の重要性」 でご覧いただいた断面図で、再現調で得た寸法を落とし込んだものです。
ということで、ここからが正しい時系列ということになります。 この断面図にこれまで悪戦苦闘しつつ完成したプランをはめ込んでみますが、全部水泡に帰す可能性もあるので怖いですね。
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リフォームプラン ロフト用階段:ダイニング断面図
こんな際どいことをやっていました。
踊り場の手摺が天井に当たりそうです。
全て水の泡になることはありませんでしたが、考え直すべき点が数ヶ所発生しました。