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2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅

リフォームプランのポイント~どうすれば安くできるか?いかに安全性が保たれるか?

アイネックス小池です

「2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅」の続きです。
■リフォーム前平面図(建築図面兼販売図面)
リフォーム前:アルミ梯子&ロフト リフォーム前:アルミ梯子&ロフト

ロフトの昇降に関するリフォーム:アルミ梯子ではなく手摺がある階段を新設

■ロフト用階段を新設するリフォーム:採用プラン
リフォームプラン ロフト用階段VOL.1:平面図 リフォームプラン ロフト用階段VOL.1:展開図
それではこのプランをベースに、少しずつ完成形に近づく様を見ていただきます。

あまり面白くない内容ですが、完成形にたどり着くまでに、どうすれば安くできるか?いかに安全性が保たれるか?等々、一つの案件に真摯に取り組んでいることを分かっていただけたら幸いです。
リフォームプラン ロフト用階段VOL.2:平面図 リフォームプラン ロフト用階段VOL.2:展開図
一見なにも変わりがなさそうですが、手摺の形状が少し変わっています。

階段の手摺の端部を見ていただくと、オーバーハングしていた部分がなくなっています。
階段の上り口でアイアン手摺の端部が出っ張っていると危ないかなと思い、鈍角の形状にしてみました。

しかし、逆に上の端部が鋭角になってしまいます。
使用上は危なくないのですが、鋭角なものが存在するのは見た目が危険に映り、デザイン性も良くないため、これはボツります。
リフォームプラン ロフト用階段VOL.3:平面図 リフォームプラン ロフト用階段VOL.3:展開図
少し平面図に動きがあります。

アイアン手摺の縦バーのピッチを表示しました。
これもそろそろ並行してプランしていかないと、先になって整合性が取れなくなります。

展開図を見ていただくと、アイアン手摺の形状も少し変わりました。
鋭角を嫌って、踊り場(階段の最上段)の手摺と一体になっています。

しかし、階段の手摺と踊り場の手摺を別パーツで考えずに繋げると、さすがにこの形状では現場に持ち込むことはできないので、現場での溶接工事が発生してしまいます。

あくまでアイアン手摺本体のみ外注で製作し、それ以外の外注に関わる費用は避けたいので、この考えかたはボツですね。 
リフォームプラン 直線階段シーズンⅦ:平面図
このプランでは設計上重要なことがたくさんありますが、なかでも構造や強度に関して最もこと、踏板を挟み込む集成材の固定方法です。

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