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2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅

フロアの中央に設置する階段~壁を造って階段を隠すか? 階段を露出させるか?

アイネックス小池です

「2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅」の続きです。
■リフォーム前平面図(建築図面兼販売図面)
リフォーム前:ダイニング ロフト入口&アルミ梯子
それでは、ダイニングのロフトの入口とアルミ梯子の関係を改善するためのリフォーム、次のプランを見ていただきます。

リフォームプラン シーズンⅢ:平面図 リフォームプラン シーズンⅢ:展開図
このシリーズから階段に壁を造らないで開放的にして、手摺も設置するプランに移行します。

展開図を見ていただくと、まだ方向性が定まっていないことが分かると思います。

ただ一つ言えることは、ダイニングに対してほぼセンターにロフトの入口がありましたが、位置を変えないと階段を設けることが出来ないので、リフォーム後はロフトにまたぎ入る位置が変わります。
リフォームプラン シーズンⅣ:平面図 リフォームプラン シーズンⅣ:展開図
階段に壁を造らないと一度決めてはみたものの、シーズンⅢではどうも納まりが悪いため、また壁を戻してあれこれ試行錯誤しています。

階段回りに腰窓壁を造って、腰壁上部の笠木に手摺を設置するプランを検討しています。
ここでいう笠木とは、腰壁の上部に取り付ける部材のことです。

同時に収納の位置も考えている様が、展開図を見れば分かると思います。

みなさんにはご紹介しませんが、ご覧いただいているプランはほんの一部で、この時点でボツにしたプランは数知れません。

いくらお客さまのご要望だからと言って、こんなにもダイニングスペースを階段が占めてしまっていいのでしょうか、ふと頭をよぎります。
このプラン図面たちは徒労に終わるのでは....

続いてシーズンⅤと行きたいのですが、急ぎのプラン図面を描き上げなくてはいけないので、今日はこの辺で失礼します....
リフォームプラン シーズンⅠ:平面図
最初はちょっとオシャレに、リビング側から上がる螺旋階段でプランしました。
オシャレと申しましたが、あくまで見る人によって螺旋階段はオシャレに映るようです。

また、階段としての機能面はというと、使い勝手はあまり良くないと私は思っています。

こんなにダイニングのスペースを階段が占めていいのだろうかと思いつつプランニングしましたが、しっかりした階段のためなら、ダイニングが狭くなるのもやぶさかではないとのお客さまのご要望でしたので、ためらいながらも進めます。

取り敢えず平面図だけ描いてみましたが、螺旋階段はリフォーム費用が高くつくので、固執せずに次なる方向へ転換することにしました。


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