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2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅

センターキッチンやペニンシュラ型キッチンのダイニング側収納のリフォーム

アイネックス小池です

「2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅」の続きです。
■リフォーム前平面図(建築図面兼販売図面)
それでは2、階のリフォームに対してのお客さまのご要望に、どうお応えするのか見ていただきます。
リフォーム前:キッチン裏面リビング側
キッチンの裏側(リビング側)の収納には扉が付いていません。
お客さまのご要望は、扉付の収納にして、上は引出を2段ほしいとのことです。
このご要望には造作家具で対応させていただきます。
既存のオープン型収納はキッチンと一体になっていて、撤去できないのではとご不安だったそうですがが、問題なく撤去できる構造になっています。

リフォーム前:キッチン袖壁
ここにキッチン側からもリビング側からも使える、扉付の収納がほしい、という2点がキッチン関連のご要望です。
それでは、プラン図面を見ていただきます。
リフォームプラン:キッチン回り平面図
点線がキッチン裏の収納です。
キッチン側からもリビング側からも使える収納は、袖壁に実線で落とし込んであります。
もう一つ追加がありまして、その収納を設置する袖壁にコンセントを増設したいとのことです。
図面にある既存コンセントから電源を取って、増設するコンセントまで配線するのですが、キッチン裏の既存収納を撤去するので、造作家具を取り付ける前に配線工事を行います。
造作家具とキッチンの間に配線する、一切配線が露出することなくコンセントを増設できます。
リフォームプラン:キッチン裏リビング収納立面図
間口2563mmに対して636mmのキャビネットを4設置して、左右に調整材を入れます。
ご要望通り、各キャビネットに2段引出を設けます。
この調整材は小さいほどきれいですが、あまり小さく設定した場合、壁が斜めになっているとキャビネットが納まらないことがあるので、10mm前後になるようにキャビネット割りをするようにしています。
造作家具だからこそ、なせる業です。
リフォームプラン:キッチン回り側面図・断面図
新設するキッチン裏収納の奥行は300mmです。
これがキッチンキャビネットに当たるまでの最大の奥行です。
キッチン側からもリビング側からも使える収納は、真ん中に仕切り板を入れて、それぞれ独立した収納にします。
増設するコンセントは、袖壁のセンターに設置してほしいとのことです。
リフォーム前:ダイニング リフォーム前:ダイニング
ダイニング断面図
右が北です。
北側の床から2m10cmのところから、南の一番高い3m90cmのところまで、カクカクしたラインの勾配天井になっています。
これではロフトにまたぎ入る際に、天井が気になるでしょうね。

さて、いかにすればロフトの入口とハシゴの関係を改善できるでしょうか、非常に悩ましい問題です。
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