株式会社アイネックス ホーム >  リフォームプラン図面~建売住宅の建築図面が適当でいいかげんな場合の対処法

株式会社アイネックス 公式ブログ

2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅

リフォームプラン図面~建売住宅の建築図面が適当でいいかげんな場合の対処法

アイネックス小池です

「2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅」の続きです。
次は2階を見ていただきます。
1階はそれでも楽勝でしたが、2階はかなり厄介です。
■リフォーム前平面図(建築図面兼販売図面)
リフォーム前の2階平面図です。
1階の図面で立証しました通り全く適当な建築図面兼不動産会社の販売図面ですが、和室をJAPANESE ROOMと表記したりして、やることだけは大袈裟です。
この図面も適当だったので、私が加工してあります。
話しは変わりますが、この「適当」という単語を使用する際に、あれって思うときありませんか?

調べてみると、まず「うまくあてはまる」「かなっている」「ふさわしい」と解説してあり、2番目に「程度などがほどよい」として、最後に「やりかたがいいかげんであること」とあります。
簡単にまとめると、「ふさわしい」→「ちょうどいい」→「いいかげん」となり、最後は真逆の意味にさえ感じます。
いいかげんは「いい加減」と書き、加減は状態とか程度を意味してるので、「好い状態」、「好い程度」です。
しかし「いい加減」にはもう一つ、「中途半端」とか「杜撰」など負のイメージを伴う意味もあります。
個人的な結論ですが、「適当」と「いい加減」は姉妹言葉で、使うたびにこれで適当なのか?いい加減ではないかと迷わす言葉である。 ほら、分からなくなった!
林先生に聞かなきゃ解決しないかも。
ついつい思いのたけを綴ってしまいました....。
それもこれも、いい加減で適当な建売住宅の建築図面のせいです。いい意味じゃないですよ!

疲れたので、2階のリフォームのことは明日にします。
いいかげんですみません。
リフォームプラン:洗面脱衣室⇔洋室側クローゼット断面図
断面図ですが、間仕切り壁を隔てて左が洗面脱衣室、右が洋室クローゼットです。
図面に記載がありませんが、両方とも天井高は2400mmです。
平面図では分からなかったことが、断面図で明確になりました。
洗面脱衣室の収納の奥行は353mmですが、開き戸の木枠が4方に回っているため、棚板の奥行は258mmになってしまいます。
4方枠もしくは3方枠(下枠なし)で開き戸収納を設置した場合は、木枠の奥行+α分が棚板の奥行が浅くなるので、平面図だけでは判断できないことを覚えておいた方がいいですよ。
可動棚はいつも通りダボレール式で、棚板は白ポリランバー合板(表裏に白いシートをラミネートした合板)を使います。

奥さまのご要望で、ハンガーパイプの高さは1675mmにしてあります。
ハンガーパイプの上には枕棚も設置します。
両方ともとても使いやすい収納になりますよ。
ガスオーブンレンジ ガスオーブンレンジ
・・・・・・・・・・・ 前の記事
次の記事 ・・・・・・・・・・・ 前の記事