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2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅

新築工事のときの気のない不親切な設計が幸いして、使いやすい収納にリフォーム

アイネックス小池です

「2階建て新築戸建住宅のリフォーム in 杉並区~空間を活用して暮らしやすい住宅」の続きです。
リフォーム前:洋室クローゼット
クローゼットの中に建築図面にはない、まさかの柱型が存在していました。
この柱型はPS(パイプスペース)の可能性が高いので、プランをする上で柱型の大きさを含め、よりシビアな採寸が必要です。
リフォーム前平面図:洗面脱衣室
従いまして、この建築図面は嘘八百です。
このあと2階のリフォームプランもありますが、建築図面の情報は参考程度として取り組まなくてはいけなくなりました。
超面倒くさいです!
現場を採寸した情報をもとに描いた、正確な平面図が下のの図面です。
現場採寸後リフォーム前平面図:洗面脱衣室・洋室
これが正確な平面図です。
洗面脱衣室側には分電盤があり、洋室のクローゼット内部にはPSが鎮座しています。
ここに柱があるはずがないので、私の方でPSと決めつけてしまいました。
それにしてもここにPSを持ってくるなんて、なんとも下手な、気のない設計だと思います。
この平面図をもとにプランニングします。
■リフォームプラン:1階平面図
■プラン概要
・洋室クローゼットの一部を洗面脱衣室側から使用する収納にリフォーム
・デッドスペースが発生しないように、クローゼット右奥を可動棚にする
・PSと可動棚の手前にハンガーパイプを新設して、リフォーム前よりハンガーを掛けるスペースを広げる

不幸中の幸いだったのが、クローゼットの奥行が和室の押入と同じぐらい深かったことです。
クローゼットの奥行は通常60cmですが、85cmもあるため、使えない空間ができてしまい、もったいない造りになっていました。
結果、リフォーム前より数段使いやすいクローゼットに生まれ変わります。

次回は洗面脱衣室側に新設される収納とクローゼット内部の改造プランをご覧いただきます。
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