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リフォーム業界を含む建設業界に激震! 世界的に材木価格高騰 「ウッドショック」

頻繁に使用する木材の価格が高騰、在庫がなくなり市場に出回らなくなった木材も

アイネックス小池です

いま、「ウッドショック」と呼ばれる現象が起こっていることをご存知ですか?
この現象は日本だけでなく、世界的に木材価格が高騰しています。
もちろんアイネックスにも影響があり、頻繁に使う木材の価格が数ヶ月前の1.5倍はいい方で、2倍~3倍にまで高騰している木材もあるほどです。

頻繁に使用する木材とは、例えば間仕切り壁を造作する際の間柱材や、和室の板張り天井をクロス貼りに変更する際に、クロス下地として板張り天井に貼る薄ベニア、当ブログで度々登場する構造用合板(t12mm合板)など、その種類は枚挙に暇がないほどです。
関西地方の出来事ですが、建築途中に工務店から突然追加の請求書が施主に送られてきて揉め事になったり、木材の高騰により工事が止まった現場があるとも聞いています。

日本は6割強を輸入木材に依存しているので、その影響は強烈です。
ウッドショックが起きた原因は新型ウイルスの影響が大きく、まいどのことですが大国2国が大きく関わっています。

新型コロナウイルスの影響により、アメリカでは郊外に住宅を建てる需要が増加したことや、世界最大の木材輸入国である中国がいち早く新型コロナウイルスから立ち直り、需要を回復させたことで世界中の木材を買い占めているということです。
そのため、日本は輸入木材の調達がままならなくなり、ウッドショックが生じてしまいました。
ウッドショック、恐るべし!
昭和に発生したオイルショックになぞられて、ウッドショックと名付けたのでしょうね。
株などの金融商品は価格が下がるとショックになりますが、生活に関係する商品は価格が上がるとショックになります。
そういえば、第1次オイルショックのときにトイレットペーパーの価格がもの凄く値上がりして、品切れ状態が続きましたよね。 
え、知らない? 若者ぶって。

今日は七夕です。
七夕にもなくてはならない「木」がありますよね。
短冊を飾る「笹」です。
ウッドショックとは関係ないと思いますが、先日笹の価格が年々値上がりしているとの報道を耳にしました。
ところで、「笹」と「竹」は別物だとご存知でしたか?
そんなんじゃ、チコちゃんに叱られますよ!
リフォーム前
場所は豊島区西池袋3丁目、はるか昔に通っていた大学の真裏です。
この建物を訪れ、大学の裏のロケーションを始めて知りました。
ただし、その当時とは様変わりしたものと思います。
大学の裏の道は、正門の前のメインストリートの倍以上ある立派な道路です。
その立派な道路から10mほど入ったところに、当案件である築35年の建物が在ります。
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