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キッチンのリフォーム~30年前の幅90cmのガスオーブンレンジを現行商品に交換

キッチンリフォーム~ワンタッチ脱着ヒンジではなくマグネットキャッチで扉を開閉

アイネックス小池です

30年前のナショナル(現パナソニック)の90cmガスレンジ/NE-BB900を現行商品60cmのガスレンジに交換するリフォームの続きです。
W900ガスレンジをW600に交換リフォーム:ユニット組み立て
ガスレンジ左右の15cmキャビネットのユニットの組み立てが終わったところまで、前回見ていただきました。
キャビネットとしては、まだ扉が足りませんね。

画像をよく見ていただくと、左の新設したユニットの上板に小さい部品が付いているのが分かりますか?
W900ガスレンジをW600に交換リフォーム:ユニット組み立て
ボケていて分かりづらいですが、マグネットキャッチの取付も終わっています。
W900ガスレンジをW600に交換リフォーム:ユニット組み立て
扉の開閉にはヒンジ(丁番)が必要で、キッチンの扉には通常スライドヒンジという丁番を使います。
しかし、スライドヒンジを取り付けるには扉側に加工が必要で、その加工は現場で行うには困難のため工場でスライドヒンジを設置して出荷します。

今回はリフォーム費用をを抑えるために、プレカット&ノックダウン方式を採用しているので、現場で設置できるマグネットキャッチを使います。
キッチンのリフォーム:スライドヒンジ
これがスライドヒンジです。
普通の平丁番(蝶番とも書きます)は止めてあるビスを外さないと扉を外せませんが、今のスライドヒンジは後ろのレバーを持ち上げるだけで簡単に外せる「ワンタッチ脱着ヒンジ」が主流です。
なぜ工場加工が必要なのでしょうか?
扉側のヒンジの中央(赤矢印)が丸く凹んでいるのが分かります。
このくぼみはヒンジによって深さが異なります。
また、側板の厚さや扉の開閉角度により、くぼみの位置が変わるというのも、現場で対応することが難しいとされる要因です。
W900ガスレンジをW600に交換リフォーム:ユニット組み立て
ご覧の通り、扉の取付が終わりました。
ここまでくればあとはガスレンジをセットして、ガス管を接続すれば終了です。
これで全てのプレカット材を使い切りました。
プレカット&ノックダウン方式には、綿密な計画が必須です。
材料(プレカット材)が余ったりするのは計画不足、足りないのはもってのほかです。
W900ガスレンジをW600に交換リフォーム:ユニット組み立て
左のユニット上部にマグネットキャッチを取り付けました。
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リフォーム前
場所は豊島区西池袋3丁目、はるか昔に通っていた大学の真裏です。
この建物を訪れ、大学の裏のロケーションを始めて知りました。
ただし、その当時とは様変わりしたものと思います。
大学の裏の道は、正門の前のメインストリートの倍以上ある立派な道路です。
その立派な道路から10mほど入ったところに、当案件である築35年の建物が在ります。
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