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キッチンのリフォーム~30年前の幅90cmのガスオーブンレンジを現行商品に交換

30年前に中華料理愛好家に人気のガスレンジ:ナショナルNE-BB900交換リフォーム

アイネックス小池です

30年前のナショナル(現パナソニック)のガスレンジ/NE-BB900を交換するリフォームの続きです。
ナショナル(現パナソニック)ガスレンジ/NE-BB900 ナショナル(現パナソニック)ガスレンジ/NE-BB900
2つの画像のガスレンジはナショナル/NE-BB900ですが、両方ともガスレンジがあるワークトップが一段下がっています。
ガスレンジ側のワークトップの高さは80cmで、シンクがある方は85cmです。

このガスレンジのハイカロリーバーナー(強火)の火力は5,000kcakもあるため、具材がしなっとすることなく素早く炒め物調理ができるので、確か65万ぐらいしたと思いましたが、中華料理愛好家の間では一世風靡した商品でした。

中華料理屋に行ったときに料理人が大きな音を立てて、でっかい中華鍋を振っているのを見たことがあると思います。
それを意識して当時のナショナルが世に出したガスレンジです。
そのため、ワークトップが高いと中華鍋を振りにくいので、敢えてシンク側のワークトップより一段低く設定することが、このガスレンジを設置する場合は当たり前のように考えられていました。

高さ調整は現場で行いますが、75cm~85cmまで調整可能だったと記憶しています。
そのため、シンクと同じ高さにしてワークトップをフラットにすることは可能です。
しかし、私がこのガスレンジを使ってキッチン工事をさせていただいた案件は10件以上ありましたが、1件たりともフラットの事例はなく、全部ガスレンジのワークトップは一段低くしたものです。

もう一つ中華料理屋のコンロを意識した跡があります。
でっかい中華鍋を乱暴に振っても耐えられるだけの五徳(ごとく)です。
3つのバーナーがありますが、それぞれの五徳に分かれていて、材質は鋳物で形はごっつく、これがまたもの凄く重いものでした。
ですから五徳を洗うのも一苦労だったと思います。
そのためでしょうか、私がこのガスレンジを使ってキッチン工事をさせていただいたお宅は、どこもご主人が料理好きのご家庭でしたね。
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リフォーム前
場所は豊島区西池袋3丁目、はるか昔に通っていた大学の真裏です。
この建物を訪れ、大学の裏のロケーションを始めて知りました。
ただし、その当時とは様変わりしたものと思います。
大学の裏の道は、正門の前のメインストリートの倍以上ある立派な道路です。
その立派な道路から10mほど入ったところに、当案件である築35年の建物が在ります。
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