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生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト「セーフティネット住宅」

シェアハウス型セーフティネット住宅リノベ~高齢者に優しいアウトセット上吊り引戸

アイネックス小池です

「生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト・セーフティネット住宅」、リフォーム前&リフォーム後の続きです。
1階リフォーム前平面図 1階リフォーム平面プラン
リフォーム前:専用居室1入口
白の開き戸がリフォーム前の和室6畳間の入口で、ここがリフォーム後の専用居室1の入口になります。
右手前はトイレです。
リフォーム後:専用居室1入口
専用居室1の入口です。
開き戸の上に設置してあるのは、居室1の電気使用量を計測する電気量計です。
電気量計については、「シェアハウス型セーフティネット住宅リノベーション~防火ダンパー付ウエザーカバー」 をご覧ください。

右側は手前から洗面脱衣室の入口折れ戸、奥はトイレの折れ戸です。
それでは専用居室1の室内を見てみましょう。
リフォーム前:専用居室1西面 リフォーム前:専用居室1南面
リフォーム前の居室1は、ご覧のように純和風建築です。
左画像の右にあるのは水屋です。
リフォーム前:専用居室1
水屋です。
住人の方がお茶でもやられていたのでしょうか。
リフォーム後:専用居室1
専用居室の入口はアウトセット上吊り引戸を使いました。
上吊り引戸は軽い力で簡単に開閉できるので、セーフティネット住宅には非常に適しています。
バックステップをしないで入退室ができるのも入居者に優しい建具です。
当たり前ですが、居室なので鍵で施錠できるようになっています。
リフォーム後:専用居室1
アウトセット上吊り引戸を開けてみました。
アウトセットは上吊りレールが露出するため、引き戸が動く範囲を上部幕板で隠してあります。
リフォーム後:専用居室1
水屋を撤去したところに収納を造りました。
収納の奥行は浅く見えますが、水屋の部分は外部に出ていたため十分な奥行があります。
リフォーム後:専用居室1収納内部 リフォーム後:専用居室1収納内部
間口半間(90cm)の収納のため、折れ戸を使うと扉溜りができ、開口有効寸法が狭くなってしまうので、居室1は観音開きの建具にしました。
通常の押入と同じ奥行があるので、ふとんも収納ができ、クローゼットも兼ねています。
リフォーム後:専用居室1
居室1の入口から南方向を見ています。
Aはワイヤー物干し、Bは24時間換気システムの給気口、Cは付長押です。
リフォーム後:専用居室1
東面の壁の付長押です。
この付長押については、「シェアハウス型セーフティネット住宅リノベーション~建具の取付はクリーニング直前」 をご覧ください。
リフォーム後:専用居室1
ワイヤー物干しのワイヤーを引き出してあります。
耐荷重10kgなので、たっぷり干すことが出来ます。
1階リフォーム前平面図 1階リフォーム平面プラン
■リフォームプラン:1階平面図
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