株式会社アイネックス 公式ブログ
生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト「セーフティネット住宅」
シェアハウス型セーフティネット住宅リノベーション~木造軸組工法における構造材結合
アイネックス小池です
「生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト・セーフティネット住宅」、リフォーム現場の進捗状況、解体工事後の専用居室4の続きです。
■リフォームプラン:専用居室4平面図
柱D、E、F、Gの上に梁が走っています。
■リフォームプラン:梁補強工事
柱EとFを撤去するために、上記のように梁を補強します。
■リフォームプラン:梁補強工事
柱EとFを取って、既存の梁の下に同じ大きさ(105×105)の添え梁を入れます。
その添え梁の固定方法をこの図面で表記してあります。
文章で説明するのは難しいので、実際のリフォーム現場の写真を見ながら説明させていただきます。
リフォーム大工工事:柱撤去 |
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柱Fが撤去されています。 |
リフォーム大工工事:柱撤去 |
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既存の梁に柱Fを撤去した跡(白丸)がはっきり残っています。 |
リフォーム大工工事:柱撤去 |
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梁には「ほぞ」が残ったままです。 |
リフォーム大工工事:柱撤去 |
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柱や束などの端部に凸型に突き出した直方体の細工を「ほぞ」といい、「ほぞ」が入る穴をほぞ穴といいます。 木造軸組工法(在来工法)においては、「ほぞ」と「ほぞ穴」によって2つの構造材を頑丈に結合するのが新築工事のときは原則になっています。 |
梁補強工事が終わりましたので見てみましょう。
■リフォーム大工工事:梁補強工事
たくさん補強金物が設置されているのが分かります。
補強金物の詳細などは次回に説明させていただきます。