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生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト「セーフティネット住宅」

シェアハウス型のセーフティネット住宅にリノベーション~24時間換気システムの導入

アイネックス小池です

生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト「セーフティネット住宅」の続きです。
■リフォームプラン:セーフティネット住宅「共同居住型住宅(シェアハウス)」2階平面図
各専用居室に共通する付帯設備、残りの1つは給気口ですね。
図面を見ていただくと、居室3室には給気口がありますが、換気扇はありませんよね。
これでは外部からいくらフレッシュエアーが入ってきても、空気は循環しないため何のための給気口か分かりませんね。
この給気口は24時間換気システムのためのものです。
廊下に換気扇があり、2室換気との注釈があります。
換気のリフォーム:2室換気扇
これが2室換気で、文字通り同時に2ヶ所の換気を行います。
本体部分(大きい四角)にモーターで回転するファンがあり、右の小さい四角は埃止めの網で単なる吸い込むための穴です。
換気のリフォーム:2室換気扇
この画像の場合は換気扇本体はトイレの換気を、吸気口は洗面室の換気を行います。
24時間換気システムとは、1日中建物内の換気が行われるように設計された仕組みのことです。
2003年の改正建築基準法により、シックハウスを防ぐため、原則としてすべての住宅に換気設備の設置が義務付けられています。

今回は2室換気扇本体を廊下に、吸気口をトイレに設置します。
専用居室のドアは上吊り引戸のため、床との間に約1cmぐらいの隙間が空きます。
この隙間はアンダーカットと同じ効果になるので、廊下に換気扇を設置しても各居室の換気を行えるということです。
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