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生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト「セーフティネット住宅」

共同居住型住宅のセーフティネット住宅にリノベーション~賃貸住宅の法的基準

アイネックス小池です

生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト「セーフティネット住宅」の続きです。
リフォーム前平面図:1階既存図 リフォーム前平面図:2階既存図
リフォームプラン:1階平面図 リフォームプラン:2階平面図
セーフティネット住宅「共同居住型住宅(シェアハウス)」にリフォームする2階のプランを見ていただきます。
■リフォームプラン:セーフティネット住宅「共同居住型住宅(シェアハウス)」2階平面図
ご覧の通り、2階は居室3部屋とトイレです。
居室は3部屋とも床面積は9㎡以上なので、基準をクリアしています。
現況も2階にはトイレがありますが位置が大きく移動するので、汚水排水管をここまで床下を通して、勾配を取りつつ配管しなくてはいけませんね。

最低床面積や設備、耐震性などセーフティネット住宅の共同居住型住宅(シェアハウス)に登録するための基準は既に申し上げましたが、それはあくまでセーフティネット住宅として課せられた基準であって、当然基本的なものは一般賃貸住宅と同じ建築基準法に基づきます。
今回の池袋セーフティネット住宅の運営元は、コミュニテイネットワーク協会という一般社団法人で、現場の近くに事務所があるので、入居者の「見守りサービス」など地の利があるとのことです。
コミュニティネットワーク協会はかなり前から要配慮者の住宅や施設などに関わってきた歴史がある社団法人で、それぞれの役割を担う人材が豊富で、グループ内には建築設計士もいらっしゃいます。

先ほど賃貸住宅として基本的なものは建築基準法に基づくと書きました。
今回コミュニティネットワーク協会の設計士さんがプロジェクトに入ってくれるので、法規に疎い私には大変心強く助かります。
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